今日で個人演説会(決起大会)は終了。ラストは武雄市。茂木健一郎さんがお越しいただきました(下村大臣は公務のため取りやめ。)。茂木さんとはG1サミットでとても親しくさせてもらっていて、わざわざ、私と小松武雄市長候補の応援のために駆けつけてくださいました。おかげで盛り上がりました。
志がリーダーに必要だ!と。 今日の辻立ちは、医療関係が多かったのです。こんな話をしました。 ● 今日は、身近な医療についてお話します。地域医療について、私は3つの役割が必要だと思うんです。 一つは、病気になってしまったときに、しっかりとした治療を受けられる体制をつくること。都市部の方も、山間部や過疎地域の方も、佐賀にお住まいのみなさんが、どこよりも充実した高度な医療を受けられるように、開業医や大学のみなさんと連携しながら、県を挙げて体制をつくることが必要です。 二つめは、身近な医療拠点の充実です。ちょっとでもおかしいなと思ったら、早めに診療に行く。もしも悪かったら、すぐに治療する。そのために、気軽で手軽に行ける「身近な医療拠点」をたくさんつくっていきたいんです。悪くなるまで我慢してしまって、手遅れになってしまうこともあるんです。早期発見・早期治療が、何よりも大切なんです。 武雄市長時代、新武雄病院を中心として、医療・健康についてのいろんな講習会や講演会を行なってきました。病気になる前から、正しい医療や健康の知識を身につけることで、自分や家族、大切な人たちの命を守る。健康を守る。予防医療や健康についての勉強会を、地域の病院や医療拠点が主導して、みなさんの理解を深めていく。それが大事だと思うんです。 三つめは、医療を軸とした地域コミュニティづくりです。気軽に、手軽に相談に行ける医療拠点をつくることで、人が集まってくる。そうすると、コミュニティが生まれるんです。ぬくもりのある元気なコミュニティこそが、まちを元気にしていくんです。 この三つをやっていくことで、安心してイキイキと暮らせる佐賀をつくる。武雄市は「全国の高齢者が選ぶ住みたい田舎ランキング」の1位に選ばれましたが、「医療が充実しているから安心」と思っていただけることは、まちに人を呼び込むエンジンにもなっていくんです。 昨日、私は唐津の山間部を回る中で、七山で巡回医療されているドクターにお目にかかりました。高齢者のみなさんがイキイキと笑って、そのドクターがいらっしゃるのを心待ちにされているんです。そのドクターのお人柄、医療に対する真摯な姿勢に、深く頭を垂れたくなりました。行政は本来、彼のような志ある医療関係者に甘えることなく、その活動をバックアップして、山間部でも過疎地でも、なにかあれば相談できる。そこに人が集う。そんな場をつくっていくことが必要だと思います。 #
by fromhotelhibiscus
| 2015-01-10 00:10
今日は、唐津市から出発して、七山へ。今は市町村合併して唐津市七山ですが、以前は七山村。くねくね道をずっと上に登って、最奥部は唐津市から車で40分。標高はさほど高くないのですが、車の温度計がどんどん下がり、中心部からすると5℃は低い。
高齢化も進み過疎化も進んでいるんですが、話してみると妙に明るい。なぜかなって思ったら、診療所から曜日ごとに若いドクターが看護師を伴ってやってきて、その日を楽しみにしておられる。先生はまだ忙しくされていたのでさほどお話することができなかったんですが、その高い意志と熱意に頭が下がる思い。 私自身、市民病院の民間移譲問題で、過疎地の地域医療をいろいろ調べていた際、ただでさえ、地方の中心都市ですら厳しいのに、ましてや七山ではその厳しさは絶する。それを若い先生がカバーをしてくださっている。国がそういった巡回医療をケアーする制度を持っていないので、例えば、新しい医療器具を買うお金もない。人的、金銭的なサポートも無い。 この選挙期間中、本当にいろいろまわりましたが、この七山はまだ良い方。他の地域では、住民に聞いてみると完全な無医地区があって、「病気になったらどうしよう。」って不安に怯えるご高齢者の方にもお会いしました。 そう、この問題は、もし知事になったら、真っ先に取り上げなくてはいけないって強く思いましたね。こうやってまわればまわるほど、いろんなことが見えてきます。いよいよ、こうやって選挙カーでまわるのもあと2日。悔いなきよう頑張ります。 #
by fromhotelhibiscus
| 2015-01-08 23:59
知事選14日目。今回の知事選はメディアの注目の的のようです。官邸対農協、樋渡対反樋渡、知名度対組織など、もう書かれたい放題。さらに自民分裂の見出しが踊り、メディアはそりゃいろいろ書いてくれます。
ですが、当の本人はそんな空中戦に参加する気は全くなく。ひたすら、辻立ち。今日は、佐賀市でも周辺部に伺ったので、いのしし対策のお話をしました。こんなお話をしました。 ● 私の左手の畑には、1メートル近くのワイヤーメッシュがあります。典型的な農村の風景です。ワイヤーメッシュといっても、都会の人はわからないと思いますが、イノシシ対策用の網です。なぜ、このワイヤーメッシュが張り巡らされているか。イノシシ一頭がこの田んぼの中に入れば、この田んぼの中の米は全部ダメになるんです。それほどイノシシというのは、忌み嫌われる存在なんです。 武雄市長時代、私が真っ先に取り組んだのは、このイノシシ対策です。田んぼにワイヤーメッシュを張り、予算は10倍以上に増やしました。それだけでは足りない。限度があります。私は、食肉処理のセンターをつくって、イノシシの肉や加工品を、東京・大阪・福岡、さまざまなところで売りさばいてまいりました。イノシシ肉はいまや、武雄の特産品です。 地方創生といわれますが、いま本当に必要なのは、この発想だと思います。マイナスの財産をプラスの財産にすることです。困ること、困っていることはたくさんあります。予算にも人手にも限界がある。しかし発想を逆転することで、マイナスの財産をプラスの財産にすることは、いくらでもできるんです。 そのための知恵を出すこと。できない理由を探すんじゃなくて、できる理由を見つけていくこと。徹底的に形にしていくこと。それが政治の力、リーダーの力だと思うんです。それができるかどうかで、地域の強さはまったく変わってくるんです。 地域を元気にするということは、バラマキをして一時的に元気になることではありません。私たちが本来持っているもの、それはマイナスのものも、陽が当たっていないものもあります。当たり前だと思っていたものを、いかにプラスの財産にしていけるか。それが本当の強さであり、これがブランド力につながる。まさにこの舞台を創るのが、政治だと思うんです。 私自身はこれまで、病院や図書館、教育の改革に取り組んでまいりました。テレビや新聞で派手に取り上げられることもあります。しかし、考え方はすべて一緒なんです。そこにあるものを、プラスの財産にできるかどうかなんです。 農業。漁業。医療。福祉。観光。産業振興。佐賀にはたくさんの課題があります。プラスもあれば、マイナスもあります。マイナスの財産を、いかにプラスの財産に変えていくか。地道に、しかし根本的に問題に取り組んでこそ、それができることを9年間やってみ痛感しています。 もしも私が知事になったなら、これまでの経験と実績を生かして、みなさんのマイナスの財産をプラスの財産に変えてまいります。 #
by fromhotelhibiscus
| 2015-01-08 00:07
今日も充実した一日でした。白石町、江北町、大町町に参りました。夕方、多久市で個人演説会、夜は、武雄市北方町で、こまつ政武雄市長候補と合同で演説会。こまつ候補は、電話でちょくちょく話をしていますが、しっかり会ったのは久しぶりですが、また、人柄が大きくなっていました。市長としても人間としても僕よりも数段上です。
この二人の応援に、友人の河野太郎衆議院議員、鈴木英敬三重県知事、松原聡東洋大教授らがお越しに。 河野衆議員は、今朝の朝日新聞を引き合いに出して、「農協対県民」の戦いだと鋭い口調でおっしゃっていました。当然、終わりの囲み取材で、私自身も農協の件について聞かれましたが、「JA改革は、政権というか法案の問題。佐賀県知事選とJA改革はリンクしない。ただ、どの組織もそうだけど、不断の改革は必要だ。」と。 私自身、今日の街頭演説では、以下のとおりお話しました。 ● 週末の日本経済新聞の一面で、JA全中の農協指導権を3年で全廃し、任意団体とすることを政府が検討していることが大きく報じられました。また今朝の朝日新聞では「政権・農協、佐賀知事選で激突 規制改革めぐり攻防」と3面で大きく載りました。そのため、農協についての考え方をメディアから聞かれます。私の考えを書きます。 まず、農協について政府がどのような動きになるのか。これは政権の判断だと思います。ただ私は、祖父が地域農協の幹部を務め、私自身、兼業農家のこせがれとして育ちましたので、農協の果たしてきた功績の大きさは、よく分かっているつもりです。農協がなければ、戦後の農業の発展はあり得ませんでした。農家のみなさんが安心して農業に取り組めるのも、販路を切りひらいてきたのも、農協の存在なくしてはありえません。 しかし戦後70年が経って、実態にそぐわない部分が出てきていることも、これもまた事実だと思います。農家のみなさんたちにとって、なにが本当に必要なのか。それを話し合って、残すべきものは残し、変えるべきものは変えていくことが必要だと思っています。 私の農政公約は、二つです。「守りの農業」「攻めの農業」です。 農家の所得保障、これはしっかりやらなければいけません。農家のみなさんが毎日、安心して農作業に取り組んでいただけることこそが、農政の基盤であり要だと思うからです。 そして、攻めの農業。佐賀の農産品には、世界に通用する競争力があります。この競争力をしっかり育てて、佐賀ブランドを高めていくことが必要です。頑張ったら頑張っただけ稼げる農業が必要だと思うんです。これは、知事というトップの仕事であります。 今のままでは、農家の方の所得がどんどん下がっています。子どもやお孫さんたちが、後を継いでくれない。ほかの仕事を求めて都会に出ていってしまう。「しかたない。農業じゃ稼げないから」って、じいちゃんばあちゃんたちがおっしゃるんです。 私は、農業をメシの食える魅力的な産業に変えたいんです。みなさんたちのお子さん、そしてお孫さんたちが実際に稼げて、後を継ぎたいと思ってもらえる農業です。そんな農業を、みなさんといっしょにつくっていくのが、いまの佐賀にとって、一番大事なことだと思います。 今朝の朝日新聞にも載っていましたが、私は武雄市長時代、農家のみなさんの所得を上げることを重点政策に掲げてまいりました。レモングラスを特産品に育てて、米麦大豆と共に、国内外でトップセールスを行ってまいりました。 香港やシンガポールの高級スーパーマーケットに行くと、果物が一皿1000円で売られていることも珍しくありません。そんなスーパーのバイヤーに、佐賀の野菜や果物を食べてもらうと、こんなにおいしいものは食べたことがないっていうんです。超富裕層向けの舌の肥えたバイヤーがです。日本の、佐賀の農産物には、それだけの力があるんです。 メシが食える農業、お子さんやお孫さんたちが後を継ぎたいと思える農業。ワクワク夢のある農業を、みなさんたちと手を携えてつくること。これが私の農政に対する思いです。 #
by fromhotelhibiscus
| 2015-01-06 23:25
個人演説会も残すところあと4日、計5回となりました。お近くにお住まいの方は、ぜひお越しください。心からお待ちしています。
■1月6日(火) 18時00分~莇原公民館(多久市) 19時00分~北方中央公民館(武雄市) ■1月7日(水) 19時00分~佐賀市民会館(佐賀市)<文化会館ではありませんので。> ■1月8日(木) 19時00分~唐津市民会館(唐津市) ■1月9日(金) 19時00分~武雄市文化会館(武雄市) #
by fromhotelhibiscus
| 2015-01-05 23:20
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by fromhotelhibiscus
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私のあれこれ
現在45歳。以前の勤務地は東京、大阪高槻、沖縄。
ご意見等はhiwa1118@gmail.comまでお願いします。 ★プロフィール★ 1969.11朝日町生れ 1988.03武雄高校卒 2005.12総務省退職 2006.04武雄市長 ★趣味★ ランニング 料理(イタリア・タイ料理) 旅行(延べ40か国) 音楽(何でも。CD1000枚以上) ★好きな言葉★ 皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ ★愛読書★ ローマ人の物語(塩野七生) 万葉秀歌(齋藤茂吉) 深夜特急(沢木耕太郎) サイゴンから来た妻と娘(近藤紘一) 人間の絆(ウィリアム・サマーセット・モーム) ★好きなアーティスト★ マネ フェルメール 小堀遠州 ローリング・ストーンズ U2 スガシカオ チャーリー・パーカー カルロス・クライバー ハンス・クナパーツブッシュ 中東久雄 以前の記事
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