知事選落選して講演がキャンセルされたり減ったりするものだと思っていましたが、キャンセルはゼロ。さらに今まで呼ばれなかった地域の方からもお声がけが。本当にありがたいことです。お呼び頂ければどちらへもお伺いしますので、お声がけください。
樋渡社中のホームページは絶賛作成中で、今月(2月)半ばくらいになると思います。講演の申し込み、問い合わせ等は、hiwatashishachu★gmail.comまでお願いします(僕しか見ませんが、hiwa1118はありとあらゆる内容を頂きますので、この際、分離しました。)。 さて、先週末は東京で一日に講演が2つ。東京都市町村職員研修所では自治体職員さんを中心に250名、自治大学校の公開講座では150名もの方々、それも遠方からわざわざこの講座のためにこられた方もちらほら。 チームづくり、アイディアの出し方、発信のキモなど、矢継ぎ早の質問にたじろぐほど(笑) 街づくりの現場で日々取り組んでおられる皆さんとの対話は楽しいし、前へ前へとつながる手ごたえを感じます。樋渡社中、メルマガへの期待も数多く頂きました。活動や、メルマガでの内容に活かしていきたいと思います。 今回は二日間の東京滞在でしたが、その合間にも怒涛の打合せ。地域の資産をどう活かすか。物語をつくっていくか。笑いと圧倒的なスピード。志あるチームとの面白い仕事が、やはり自分にとって最高の贅沢。いろんな取組みが始まりそうです。 今日からメルマガが始まりました。前にも書きましたが、メルマガ会費(月額540円)は、運営費を除く収益を、広く地方のまちづくりの活動にあてていきたいと考えています。良かったら、ご登録をお願いします。まず、こちらをご覧ください。 #
by fromhotelhibiscus
| 2015-02-02 08:06
こんにちは。樋渡啓祐です。2月2日(月)からメルマガ開始します。こんな感じです。
樋渡啓祐の地方創生ここだけの話 そして、2月中旬に、地方創生、地域再生のまちづくり会社である「樋渡社中」を立ち上げます。 坂本龍馬が亀山社中を契機に日本を洗濯したように、僕は、樋渡社中で地方を皆さんと一緒に洗濯したいと思います。 今後、樋渡社中のWEBサイトを立ち上げると共に、引き続きブログやフェイスブックで発信していきますが、メルマガならではの情報をお届けすると共に、皆さんと交流を深め、様々な取組を一緒にする場をつくりたいと考えています。 メルマガ会費(月額540円)は、運営費を除く収益を、広く地方のまちづくりの活動にあてていきたいと考えています。 硬軟織り交ぜて配信し、メルマガ会員限定の少人数勉強会などもどんどん企画していきますし、こちらから皆様からの寄稿もお願いすることもあるかと思います。良かったらご登録くださいね。お待ちしています。 #
by fromhotelhibiscus
| 2015-01-29 08:22
ようやく、2014年が回顧できるような心境に(笑)。一番面白かった本は、ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り
ツイッターの誕生秘話。読み進めながら頭を抱えることは必定。共産党政権さながら、誰が創業者なのか、クーデタの繰り返しで訳わからんようになるし、追われる経営者、追う敗残者、以前、日経の書評にもあったけど、この権力闘争も、大したことなく、コップの中の争いに近い。 なぜ、この世にツイッターが出現したのか、その意味とタイミング。人々の日常生活に影響を与え、そして、10年も経たずして、誰もが意図しなかった世界の様々な革命にまで最大のインパクトを与えるなど、実はその分析など皆無。そう、この本は、金と権力、友情と裏切りの物語だから。 じゃあ、この本は読む価値が無いのか。さはさにあらず。とても逆説的に、こんな無茶苦茶なガバナンス(経営)でも、ツイッターという青い鳥が悠然と羽ばたいていったのは、ツイッター誕生前後のDNAが千年に一度あるかないかの、普遍性があったからと、かなり逆説的にそう考えることができるのではないでしょうか。そういう意味では、こんな物凄いDNAならば、それを孵化させ、成長させる手段としての経営って何でもありなんだよね、って思うくらい。 僕はツイッターがここまで来たのは、投資家の先見の明があるからだと思う。この本には詳しくは書いてないけど、全く利益が上がらない段階、利益が見込めない、しかも、権力闘争の真っ最中のでたらめな経営の中、しかも、社員がたった100人前後のときに、莫大な投資が集まる。 そして、その頃はご存知の方は多いと思うけど、ツイッターは止まってばかり。くじらが出てきてましたよね。しかし、やっぱり、投資が集まる。その集まった分厚い資金があったからこそ、ツイッターが安定的かつ定静的な基盤を持つようになったと思うんだよね。 著者は、敗れた去った人間には慈悲に近いくらい優しいまなざしを向けるが、それでも、筆致が容赦無い。だから、物語としても相当面白いものになっています。異色の書としてお薦めです。まあ、映画化は絶対に無理。これは保証します。 #
by fromhotelhibiscus
| 2015-01-26 16:46
「週刊文春2014年ミステリーベスト10」 「ミステリが読みたい! 」「IN POCKET文庫翻訳ミステリー」などで1位。
その女アレックス(文春文庫) おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。 正直言って筋自体は驚天動地級のものではないが、この小説が一定の評価を受けているのは、推理小説の流行りである点をきちんと抑えていること。 一つに、この小説だけでも3つの物語が楽しめる。もう一つは、東野圭吾の傑作「秘密」がそうであるように、一つの結末に対して読者に解釈が委ねられること。それと、登場人物がカラフルなこと。大昔の推理小説は、金持ちとそうでない人たちの対立軸にヒントが隠されていることが多かったんだけど、今は、人種も職業もファッションも多様性にあふれていて、しかも、そこに強烈なヒントが実はある、というもの。 ともあれ、まともな推理小説を読みたいと思っている、また、長い移動時間をハラハラしながら過ごしたい、そして、最後は納得できない納得をしたい人たちにお薦めです。
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by fromhotelhibiscus
| 2015-01-25 21:10
ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー
2年前の夏、僕はシリコンバレーにあるApple、Google、facebook各本社を訪れました。明らかに異質だったのが、Apple。極端な熱狂と静寂と。相矛盾する感情をAppleという一つの生命体が糾合して、世界史に名を轟かせた成功を収めたのは周知の事実だけど、前者を生み出したのが、スティーブ・ジョブズ(当時故人)と後者はデザイナーのジョナサン・アイブというのは意外と知られていない。 また当時、Appleのキーパーソンの一人と話をしたんだけど、当然の事ながら、鉄のカーテンのずっと向こうに棲息するジョナサン・アイブのことは全然知らなかった・・。「アイブは僕らのこと、避けているんだよね。」とまで言ってました。 そのアイブの評伝がついに登場。 アイブは自分自身が出るのを極端に嫌がり、「このチームが素晴らしいのは・・」「私たちは・・」と静かに語り続ける。なぜ、Appleが成功し続けるのか、そのヒントがそこかしこにある。僕自身もAppleフリークだけど、最近はつまらない。デザインは洗練され使い心地はシャングリラレベルなんだけど、iPod、iPhone、iPad、iMacが最初に登場したときの非連続性が無いんだよね。 だから、僕は極端に言えば、スティーブ・ジョブズに「appleでアイブ以上に業務運営の権限を持つのは私だけだ。彼に指示を与えたり、口を挟んだりできる人間はいない(350頁)」とまで言わせたアイブを完全否定しない限り、Appleの未来は無いと思う。 そういう意味で、apple以上の飛躍を見たい、成し遂げたい、と思っている人たちにぜひ読んでほしい。そう思います。 #
by fromhotelhibiscus
| 2015-01-23 23:29
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by fromhotelhibiscus
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私のあれこれ
現在45歳。以前の勤務地は東京、大阪高槻、沖縄。
ご意見等はhiwa1118@gmail.comまでお願いします。 ★プロフィール★ 1969.11朝日町生れ 1988.03武雄高校卒 2005.12総務省退職 2006.04武雄市長 ★趣味★ ランニング 料理(イタリア・タイ料理) 旅行(延べ40か国) 音楽(何でも。CD1000枚以上) ★好きな言葉★ 皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ ★愛読書★ ローマ人の物語(塩野七生) 万葉秀歌(齋藤茂吉) 深夜特急(沢木耕太郎) サイゴンから来た妻と娘(近藤紘一) 人間の絆(ウィリアム・サマーセット・モーム) ★好きなアーティスト★ マネ フェルメール 小堀遠州 ローリング・ストーンズ U2 スガシカオ チャーリー・パーカー カルロス・クライバー ハンス・クナパーツブッシュ 中東久雄 以前の記事
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