瀬戸内国際芸術祭2013に行ってきました

この週末は、瀬戸内国際芸術祭にいました。いろんな方々が、この芸術祭は行ったほうが良い、原研哉さんからもお薦めのアプローチ。幸い、ベネッセ関係者の皆さんからのお誘いもあり、行きました。行く前は、この手の芸術祭は苦手科目で、しかも、暑いときていたので、二の足を踏んでいたのですが、行ってみて大正解。

僕は、ニューヨーク近代美術館が大好きで、学生時代、そこに住むように(うまく言えないけど)、行きましたが、その時の感動を遙かに超すことに。犬島、直島、小豆島に行きましたが、特に、犬島は、足が震えるほど感動。これは行ってみないと分かりません。

都合2日間で、ベネッセの皆さんの御協力で駆け足行軍となりましたが、次回はのんびり参ろうと思っています。

福武会長の「過疎地をアートの力で復活させる」。まさにその通り。高松でタクシーの運転手さんが、この芸術祭で、観光客の入れ込み数が2倍以上となり、こんなに嬉しいことは無いとおっしゃてましたが、私たちが訪れた島々に多くの観光客の皆さんが。外国人もとても多かった。

多くのヒントを頂いた週末となりました。また、明日から武雄市政に活かしたいと思います。最高の週末でした。
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# by fromhotelhibiscus | 2013-07-21 23:41

1円市有地オークション始めました。

今から、約10年前、大阪府高槻市役所に総務省から出向したときに、親元の総務省を押し切って、最初の新聞一面を飾ったのが、「放置自転車×Yahoo!ネットオークション」。10年を経て、今回は、「ヤフオク! 官公庁オークション」に2箇所の市有地を出品し、電子入札方式で売却します。

本日(19日)13時から『ヤフオク! 官公庁オークション』内に掲載され、入札参加申込みを受け付けています。
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YAHOOJAPAN官公庁オークションページはこちらです。

予定価格(落札最低価格)は1円。入札参加申込みをされた方で最高価格の入札者に売却いたします。入札参加を希望される方は、「入札案内書」をよくご確認ください。

〇物件概要
1)警察次長公舎跡地(武雄市武雄町大字富岡9606番18) 宅地 236.02平方メートル
2)下西山保有地(武雄市武雄町大字武雄7002番1)雑種地 1,193平方メートル

地図はこちらです

お問い合わせは、武雄市 財政課管財係 TEL:(0954)23-9320 zaisei@city.takeo.lg.jpまでお願いします。


今回の政策の趣旨は、長い間塩漬けの土地をとにかく売ることによって、その土地のポテンシャルを引き出し、かつ、高め、定住等により、武雄市のまちづくりに寄与するというものです。ぜひ、ご参加ください。
# by fromhotelhibiscus | 2013-07-19 23:04

どうせ、結果が決まっているんだから・・

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今日、たまたま、民放のニュース見ていたら、有権者のインタビュー。いわく、

政治が私たちに身近じゃないので、どこに入れて良いのか、分からない、

どうせ、結果が決まっているんだから、たった一票、どこに入れても一緒だ。私たち、少数者の意見はどこにも反映されない、

景気が悪いのは、国のせい。何とかしてほしい、



とまあ、有権者、言いたい放題。これを流す民放もどうかしていると思うんだけど、言っている人は、新聞やテレビ、ネットで、自分から身近になるように努力しているんだろうか。また、結果は有権者が決めるものではないだろうか。景気が悪いのは、確かに国のせいもあるんだけど、それでも、僕は、しっかりと利益を上げている中小企業を少なからず知っている。その企業の特徴は、決して、他者(社)や国のせいにしないところ。

とまあ、それだけ、政治に対する不信感が根底にあるんだろうね。そこは認めざるを得ない。そういう中で、やっぱり、僕は、選挙に行くべきだと思います。行った上で、投票した人間や党を「支える」、また、その一方で、期待に沿わないときは、しっかり批判する、そういう有権者の挟持ということもまた投票の権利と裏腹で義務としてあると思う。あくまでも、政治家は私たちの代表だし、一員だから。

今日はそんなことを考えました。

(写真は、今日の打合せの模様。本文とは関係ありません。)
# by fromhotelhibiscus | 2013-07-18 23:10

御船山楽園 納涼竹あかり

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すっかり、武雄の真夏の風物詩となった御船山楽園納涼竹あかり。漆黒の中、重い湿潤な風で揺らめくさまざまな光。皆さんのお越しをお待ちしています。また、21時まで武雄市図書館開いていますので、ついでに、こちらのほうもどうぞ。こちらもとても綺麗です。

納涼竹あかりの詳細はこちらをご覧ください
# by fromhotelhibiscus | 2013-07-17 23:03

【書評】ボックス!

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もはや、日本で人気ナンバーワンの作家となった百田尚樹の作品。ボックス!

天才的なボクシングセンス、だけどお調子者の鏑矢義平と、勉強は得意、だけど運動は苦手な木樽優紀。真逆な性格の幼なじみ二人が恵美寿高校ボクシング部に入部した。一年生ながら圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢の目標は「高校3年間で八冠を獲ること」。だが彼の前に高校ボクシング界最強の男、稲村が現れる。

上下2巻の文庫版。冒頭、電車の中で、風のように現れる、風のように去る主人公の一人、鏑矢義平。衝撃的な出だしから一気に怒濤のラスト、エピローグまで。百田さんの処女作「永遠の0」の唯一の欠点は、出だし、序盤がたるいところ。しかし、ボックス!あたりになると、その辺は良く弁えられているのか、導入部分からエライコトになる予感。

前にも書きましたが、「影法師」のようなアクロバティックな展開も無いですし、「モンスター」のようなおどろおどろしい展開も無い。あるのは、どこにであるような日常と高校生活。しかし、逆にそれだからこそ、高校1年生の主人公に、僕らおじさんでも感情移入できる。しかも、高校って確かにそうだったよねって懐古趣味にも浸れる。しかし、話は転がるような展開を見せる。百田作品の特徴ですが、何度か涙が出てきました。しかし、小説で泣けるとはね。

青春小説としても、小説としても白眉。僕は人生を閉じるとき、この本を西方浄土のお供としてこの本を入れてほしいって思ったくらい。それくらい面白かったです。
# by fromhotelhibiscus | 2013-07-16 23:20