2012年 11月 07日 ( 1 )

肩すかし、ずれ、欠陥品

ここ1年、無茶苦茶、行政視察が多く、事務方だけでは捌ききれないので、当然、僕も借り出されて、また、ご指名を受けた場合は積極的に出るようにします。今日は、愛知県知多郡の町長さんたち、小田原市議会の皆さんに、私からプレゼンしました。

僕の場合、原稿も振り付けも無いので、言いたい放題なんですが、いくつか、反応を見ます。悪い反応の時は、予想通り、「予定調和、成功自慢」。逆にとても良い反応の時は、

肩すかし、ずれ、欠陥品。

例えば、今日はFB良品とFacebook、そして、CCC×図書館、武雄市のガバナンスの話をしましたが、まず、絶対に、自分が欠陥品ということを強調します。ここで何度も書いてるように、そもそも、僕は、協調性ゼロ、集団性ゼロ、友達ゼロ。大体、友達はみんな僕から去っていきます(涙)。特に、震災瓦礫問題、病院問題の時は激しく友達が離れていった。言い換えれば、等身大の自分をさらけ出す。

その上で、失敗例を前面に出す(ずれ)、そして、予定した成果とは別の成果(肩すかし)をきちんとプレゼンすることによって、もともと伝えたかった内容が浸透していく。ここは僕なりにロジカルに考えていますし、60分しゃべるときは、10分に1回、笑いを取りに行きます。ここは村上春樹のストーリーテリングに相当影響受けています。

そして、あまたある本やいろんな映像から会得するわけですが、最近では、この本たちの「組み合わせ」がベストだと思っています。川上徹也の「独裁者の最強スピーチ術 (星海社新書)」と久保田崇の「官僚に学ぶ人を動かす論理術」。

前者は、ヒトラーと橋下徹大阪市長の演説とで、川上式「人を動かすストーリーの黄金律」を照合する。僕は橋下さんの演説は生で、しかも、隣で、何度も聞いてるので、川上さんの黄金律はすっと入る。

そして、久保田さんの新著なんだけど、僕は、第3章の「論理的スピーチ・プレゼンテーションの方法」が白眉だと思う。ちなみに、僕もこの章に2ページにわたって実例として登場します。

川上さんの本で、どのコンテンツ、ストーリーが人の気持ちを動かすかを「感覚的」につかみ、久保田さんの本で、「論理的」に展開する。本も組み合わせて読むと効果が倍加します、少なくとも僕はね。

2冊、お薦めです。
肩すかし、ずれ、欠陥品_d0047811_23214088.jpg

肩すかし、ずれ、欠陥品_d0047811_23214256.jpg

by fromhotelhibiscus | 2012-11-07 23:48