2012年 03月 24日 ( 1 )

最近はジェフリー ディーヴァーにはまってます。

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ジェフリー ディーヴァーってご存知ですか?

たとえ、名前はご存じなくても、映画「ボーンコレクター」の原作者だと言えばお分かりかもしれませんが、僕は数年前、その「ボーンコレクター」を読んでもイマイチ、ピンとこなかったんですが、もう一度読み直してみたら、凄いのなんの。

昨年末、某テレビ局ですれ違いで会えなかった辛口で鳴る勝谷誠彦さんが、この作者にはまっているので、この人がはまるくらいなら相当なものだろうと思って、二作目のコフィン・ダンサーも続けて読んだら、卒倒しました。最後のドンデン返しは、僕もこの手のものを好きで読んできたんですが、もう、神の領域です。

映画化され話題を呼んだ『ボーン・コレクター』に続き、四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムを主人公としたシリーズ。ベッドから一歩も動かずスーパーコンピュータなみの頭脳で犯人を追い詰めていく異色捜査官の本作における敵は、その刺青から「コフィン・ダンサー(棺桶の前で踊る死神)」と呼ばれる殺し屋。大陪審で大物武器密売人に不利な証言をする予定の証人を消すために雇われた彼によって、民間航空運輸会社の社長兼パイロットがその毒牙にかかり、彼の妻が次の標的に。大陪審まであと2日。追う者と追われる者の息詰まる勝負の行方は…。

最先端の科学捜査をフィーチャーした綿密なディテール、そのひとつひとつがすべて結末への伏線となっているその構成は見事と言うほかはない。前作に比べて犯人の人物造詣が少々浅いのが気にかかるファンもいそうだが、その分、被害者サイドおよびライムとその仲間たちの造詣はより厚みを増した。特に、ライムの麻痺した四肢の代わりに活動する美貌の捜査官、アメリアの存在感が光る。本作で彼への思慕の念をはっきりと自覚したアメリア。シリーズ3作において、ライムを待ち構える事件の内容はもちろん、皮肉屋で人間関係にきわめて臆病な彼が、彼女によってどう変化するのか。ちょっと下世話なお楽しみを用意しておくあたりも、エンターテイメント作家としての著者の手練だといえる。

です。先ほど、地元の本屋さんに行って、この四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムシリーズ、7冊か8冊出ているんですが、全部予約してきました。

しばらくは、この作家を追い続けていきます。大ベストセラー「ミレニアム三作」も良かったんですが、ディテール(細部)は、ボーンコレクター、コフィンダンサーのほうが上を行っています。まずは、代表作であるボーンコレクターをどうぞ。

だから、読書はやめられません。良い週末をお過ごしください。
by fromhotelhibiscus | 2012-03-24 21:18