民主党が第一党

やはり、都議選で民主党が第一党に。自民党の凋落ぶりは目を覆うばかり。間近の衆議院解散、そして、総選挙と、民主党が政権与党になると思います。勢いが違う。

不肖僕の場合、3年のうちに2回も性格の違う選挙を経験しました。順風のときもあれば、逆風もある。べた凪ぎのときもあります。
民主党が第一党_d0047811_2327996.jpg


平成5年。宮澤解散、自民党の大敗。細川連立政権ができました。ちょうど、僕は役人に成り立て。間近で、自民党が下野した姿を見ていました。政府与党が音を立てて崩れていく、そんな感じでした。

それからというものの、野中広務さんらを中心に、何でもありの与党カムバックのための攻撃で、もろくも、細川連立政権は崩壊。権力闘争の凄まじさを垣間見ました。

それから15年。攻める民主党は消費税や介護医療の話をしないままに国民に得体のない夢を振りまき、一方の自民党は中で内部分裂、支離滅裂。そして、何よりも、15年前のいい悪いは別にしてほとばしるエネルギーが無い。

しかし、一つだけ言えるのは、当時の日本新党を中心とする連立与党よりも、民主党がはるかにマシだということ。
民主党が第一党_d0047811_23272819.jpg

気がはやいと言われそうですが、政権を取ったら民主党は真っ先に介護難民・医療難民の救済に目を向けてほしい、と思っています。厚生労働省の批判はこれくらいにして、新たな制度設計をきちんとやってほしい。これは待ったなしです。

未来・老後の安心感無くして、日本の立て直しはあり得ないと思っています。

(写真は昨日の講演の模様です。)
by fromhotelhibiscus | 2009-07-12 23:27
<< 市民病院問題は構造問題 今日は福岡博多で講演 >>