大きな大きな区切り

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今日のメインは、武雄市民病院の移譲に関する協定書の調印式
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思えばいろんなことがありました。

出来レースと言われ、池友会に任せれば武雄の医療は崩壊すると言われ、池友会と癒着し洗脳されていると言われ、私利私欲のためと言われ、その過程で、医師会等と決定的な対立の上、リコールを受け、選挙戦に突入し、市民の信を問うたこと。
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どんなに誹謗されようとも、中傷されようとも、絶対に、救命救急医療を再開し、武雄市民病院の民営化はなさねばならない。しかも、助からない命を助けるために、スピードを上げなくてはいけない。友人や支援者が私から離れていくのは、辛く悲しいことでした。

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しかし、この民営化のために、僕は市長になったんだと腹をくくりました。ぶれない、先送りしない、全責任は私が持つ、という思いでやってきました。
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選挙後、日を追うごとに多くの市民県民の皆さんからご支援を頂きました。また、今では市内の開業医と紹介・逆紹介数がだんだん増えています。

市民の皆さん、職員の皆さん、議会の皆さんの後押しで、ここまで来れました。40年近く生きて、これほどの達成感はありません。感無量です。この場を借りて感謝いたします。
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自治体の医療問題。根が深く難しい問題です。数えれば、この2年で400くらいの判断をしてきましたが、少なからず判断ミスをしています。

私は、その判断ミスについては真摯に反省し、その反省点を赤字や勤務医不足で苦しんでおられる公立病院を保有する自治体の皆さん、市民の皆さんに積極的にお伝えしたいと思っています。
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初めて、私の全存在、命をかけて取り組んだ行政課題でした。やはり間違っていませんでした。5月には単月黒字、今後も黒字基調、多くの市民の皆さんから支持を頂いています。

新武雄病院が再来年の夏には完成・オープンします。武雄が、公立病院の民営化では全国のモデルケースになると確信しています。

期待を込めて、その行く末を見守ります。
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市民病院民間移譲に関して、この調印式が市長である僕にとっての最後の大きな仕事でした。

記者会見後、待合室で待たれる患者さま、家族の皆さんから、私にはもったいない拍手を頂きました。

重ねてありがとうございました。病院問題で市民、地域を二分することもありましたが、私の仕事は、今日を機に市民の融和に努めていくことです。ご理解・ご支援をよろしくお願いします。

追伸)
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by fromhotelhibiscus | 2009-07-10 23:59
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