松尾重利氏、個展を開く。

武雄には、80を超す窯元があります。
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先日、県立九州陶磁文化館鈴田由紀夫副館長「武雄の焼き物は多様さや素材、絵付けの魅力などがありながら、唐津焼の一部とみなされてきた」と指摘。
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武雄焼の古い作品を古唐津ではなく“古武雄(こだけお)”と呼ぶよう提唱した、という報道。


温泉どおりには、緑青がオープンし、地元の方々もお越しに

武雄の陶芸には、今、新たな光が当たっています。僕自身もこのブログでも何回か書いた記憶があるんですが、無類の焼き物好き。特に、10年前の沖縄赴任時は、沖縄の民陶に魅せられ、一時期、その購入に給料の大半を使っていたくらい(笑)。あの頃は若かった。

昔はそれこそ、安かったんですが、今では考えられないくらいに高騰しているものも。しっかり、うちの料理に使っています。


先日から、武雄市図書館にて、松尾重利氏の個展が始まりました。独立40周年を記念してのもので、地元陶芸家の個展は、私を含む陶芸ファンが熱望していたもので、松尾先生にはその先鞭をつけていただきました。
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本来冷たい磁器を柔らかく、穏やかに、と先生は常々仰りますが、あの独特な「松尾カーブ」にはぞくぞくします。ロンドン大英博物館収蔵の作品から、先生の最初期の作品も展示。
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7月12日(日)までの開催。ぜひ、お越しください
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今日は、映画「典子は今」の白井典子さんの講演に行きました。典子さんのお母様は武雄町ご出身。市のレポートはこちら

講演中、足で筆を握り、「今を生きる」と大書されましたが、達筆でした。親切、ユニバーサルデザインへの典子さんの思いなど、惹き込まれました。

「何でも挑戦する。挑戦しないと自分の限界が分からない。その上で人さまに助けを求める。」とお話しされていたのが印象に。

貴重な機会を作って頂いた佐賀県理容生活衛生同業組合の武雄支部の古川さん、平野さん、奥さんほかありがとうございました。
by fromhotelhibiscus | 2009-06-29 21:36
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