打ちのめされるようなすごい本

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この頃、本屋さんで気づくこと。雑誌での書評の特集。Brutusの特集は相変わらず面白かった。今週も日経の雑誌や東洋経済で書評。もう少ししたら、書評の書評がでるかもしれません(笑)。

最近、その書評で参考にしているのは、若くして急逝された米原万理の打ちのめされるようなすごい本。3年ほど前に読んでいたんですが、文庫で出たので改めて購入。

しなやかで強靭な文章。著者自身の博覧強記は定評がありますが、その本に対するのめり込みは半端ではありません。しかし、それが嫌味にならないのは、斎藤美奈子さんと彼女くらいでしょうか。

米原さんが、言葉を尽くしてお薦めの、女盗賊プーランですが、悲惨きわまる境遇に、でも、自分を相対化する強さと希望を見出す物語。僕とはたった10歳しか違わないプーラン。インドのカースト制度、女性蔑視、貧富の格差(日本の比ではありません)、盗賊生活、獄中生活、そして、国会議員へと。思わずくらくらしますが、痛快無比の自伝。お薦めです。


今日で、6月議会は終了。市民病院民間移譲関係の議案はすべて議決頂き、足かけ1年半かかった大きな事務手続は終わりを告げました。恒例の議会終了時の市長挨拶で、

今後は、いろいろお考えはあるにしても、地域医療の維持発展のために、議会のお力を貸してください。それが民意であると信じています、

と述べました。


またまた三条市長さん、武雄産のいのししのお話を出して頂き、感謝しています。また、アンテナがめちゃくちゃ高い、武雄市民物語さん、さすがです。それにしても、YouTube、かっこ良くていいですね

武雄市議会のYouTube、まだ、僕の演告だけですが、一般質問も近々お目見えします。ご期待ください。
by fromhotelhibiscus | 2009-06-25 23:59
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