魔法のオリーブオイル

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魔法のオリーブオイル、ありました。由布院の親しくしている方から、「このオリーブオイル、使ってみて!とてもいいから。」と言われ、とあるイタリアンの大御所も「このオリーブオイルはいいよ。」とのこと。

驚愕の美味しさでした。好き好きはあると思いますが、「私こそがオリーブオイル!」と主張の強いフルーティなオイル。しかも、このオイルのすごさは、かなり長時間熱しても決して風味が落ちないこと。その名はlaudemio(ラウデミオ)。

というわけで、あさりのパスタ、ボンゴレのようなシンプルなメニューには威力を発揮します。にんにく1かけを包丁の腹でつぶし、オイルでごく低温。10分くらい煮ます。

学生時代、イタリアに行ったときに行列のできる安いお店があって、そこの作り方は、必ず、にんにくは低温。見ているほうがイライラするくらい。イタリアンがスローフードというのが良く分かります。

んで、また、あさりから出たソースにオイルを入れ、乳化。ここは強火。この作業をしっかりやると、ソースがシャバシャバになりません。火を止めて、最後またオイルをちょっとだけ。極上のボンゴレが誕生!?
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複雑なのは、温暖化のせいか、この季節になってもまだあさりが肥えて美味しいこと。有明海のあさりはいいですよ。

料理は面白い。次は何を作ろうかな。
by fromhotelhibiscus | 2009-06-22 23:59
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