スティーブ・ジョブズ-偶像復活

図書館で、偶然手にした本。それが、スティーブ・ジョブズ-偶像復活。ジャケ借り。500ページとかなり厚いので、読みこなすには時間がかかったけど、それだけの内容はありました。訳もこなれている。
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巨大な矛盾な塊。appleを創って、放逐され、新会社NEXTは失敗。人生伸るか反るか崖っぷちの際で、古巣appleに戻るだけではなくて、アニメーション映画への進出(ピクサー立ち上げ)からその奇跡的な成功と権謀術数、ディズニー帝国との確執、iTunes開発による音楽事業進出、iPodのヒットにつながる話。がばいおもしろか。

さらには、稀有な生い立ちから、最近のガンの克服までプライベートヒストリーも相当なもの。

成功しても失敗しても、チャレンジし続け、世界を変える超人。仕事がら、経営論・組織論として見ることが多いのですが、経営(者)論としても、極めて参考になる本でした。

こんな人と一生に一回は仕事をしたい(もちろん、短期間。でないと体が持たない。)と思わせる世界に一人しかいないカリスマ伝でした。
by fromhotelhibiscus | 2009-05-06 22:00
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