林道整備の必要性

この頃、森林の持つ意味に関して、テレビ番組や雑誌、本が増えてきました。いろいろ資料を取り寄せたり、本を読んだり、有識者に聞いてまわっています。

今日は、市内の篤志家に連れていただき、森林整備担当の前田営業部長とともに、市内の林道整備が進んでいるところを見学。この林道は武雄町の林道ですが、とあるお寺の檀家さんたちが一所懸命、ボランティアで整備。写真のように見事な復活ぶり。頭が下がります。

僕の勘違いかもしれませんが、森林整備といえば、面的な整備が中心となっていますが、僕の周りにいる森林整備の専門家は、まず林道。その次が林道の10メートル範囲とだんだん広げていくのが効率的、また、結果的に効果的という話をされます。

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また、間引きをきちんとするだけで効果があるとも言われます。今、森林をきちんと整備しないと地すべり等の直接被害もさることながら、森林は、イノシシを市街地に出さないという機能があります。

また、林道をいろんな人たちが歩くことによって、本来臆病なイノシシが出にくくなると聞いたこともあります。

森林が荒廃すると、一例では、葛が群生し、その根っこを求めてイノシシが猛進し、そこが子育ての拠点になってしまうとのこと。
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今日は雨が降るまで、実地を見学しましたが、イノシシ対策や国土の保全を考える上で、また、林道を観光の素材にするためにも、森林整備を何とかしなくてはいけないと強く思った一日でした。

そのキーワードは、行政だけで取り組むのではなくて、広く市民パワーを結集することだと感じています。どういう方法があるのか教えていただければ助かります。
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今晩は福岡にいました。吉田宏福岡市長を囲む会に私まで呼んで頂き、大いに盛り上がり、かつ、勉強になりました。


ヤフーメールが故障しているようです。ブログの誤りを指摘して頂いたNさんこの場を借りて、ありがとう。Eさん、くれぐれもお大事に。
by fromhotelhibiscus | 2009-02-11 23:26
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