昭和を点検する

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今週から9月議会が始まりました。議会冒頭に、私の所信表明(なぜか演告といいますが)があります。この議会も、市民病院民間委譲やレモングラスのほか、さまざまな質問を受けます。

一般質問は4日間。19人。一人の議員の持ち時間が90分なので、最大29時間の質疑時間になります。

今、担当の部、課の皆さんが、質問される議員に質問項目を聞いてまわっています。そして、答弁書案を作成してくれるわけです。僕からは、いつものことですが、正確なデータを必ず入れてほしいと要望しています。

12(金)に答弁勉強会。ここで、両副市長を交えて、答弁の方針決定。ただ、自分の言葉で分かりやすく答えることとしていますので、議員とのやり取りの中で変わっていきます。

16(火)からの一般質問では、答弁書は頭に入っているので、ほとんど見ずに、議員と議論することができます。これを火事場の馬鹿力と言うんでしょうか(笑)。

議会は政策決定の場と思って、私の所管の中では最も大切にしています。


今は12(金)の勉強会までに、関係の本を読み込んでいますが、関係の無い本のほうがやはり面白い。

講談社現代新書の「昭和」を点検するは良かった。データや情報を無視し、精神論や楽観論で、敗戦に至った経緯が、日常のありふれた言葉(例:それはお前の仕事だろう)をキーワードにして語られます。半藤さんといえば、ノモンハンの夏。これを読まずして、昭和史は語れないと思います。読書の秋、これからです。
by fromhotelhibiscus | 2008-09-09 23:40
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