提訴されました。

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今日は終日、市役所にいなかったので、電話がかかってきました。

市長、提訴されました。


すぐに、ピーン。一連の市民病院民間移譲問題。佐賀新聞はこちら

訴状によると、

(1)病院の適正価格はベッド135床の価値を含めて22億8100万円で、市の売却価格の3億8905万円と18億9195万円の差額がある

(2)医療機器など時価総額約2億900万円の資産を無償貸与する契約は実質的な贈与

(3)移譲直前に約6千万円の医療機器を駆け込み購入して無償貸与し、損害を与えた-


となっているようですが、


まず、(1)については、公立病院の場合、ベッドの価値というものはありません。あくまでも、行政財産として、土地と建物の評価があるのみで、武雄市の場合、第三者の不動産鑑定の機関にお願いして、3億8905万円という評価額を出していただき、これを、議会にかけて、巨樹の会に売却したもの、

(2)については、無償貸与と無償譲渡(贈与)は全く別モノです。新しい建物として新たなスタートを切る時点、すなわち、来年の春以降に、巨樹の会と武雄市で清算しようとしています、

(3)については、命に直結する医療器具が老朽化し、どうしても、当該医療機器等を至急に手当てしなくてはいけなかったこと、

という正確な理由があり、これを受けて、市の監査委員会はこれら共産党主導の請求を棄却したものです。なので、何をいまさらという感はしますが、それはそれとして、(1)~(3)については、すべて市の顧問弁護士と協議をした上で、庁議決定後、条例・予算議案として議会に提案し、一定の審議を経た上で、議決されています。

共産党の平野さんと江原さんは、この議決に加わっているはずで、かつ、議会でも同様な質問には、執行部からすべてしっかり答えています。6月の一般質問では機会があれば、私から、これらの議員に対して、党利党略ではないしっかりとした意見を聞きたいと思っています。しかし、議決事項を覆すのであれば、私ではなくて、議会に提訴すべきはずですが、私が目立つので、リコールのときと同様、ターゲットになりやすいのでしょう(苦笑)。

私に声をかけていただいた市民は、「議会で決まっていることをどうして。もううんざり。」、「武雄市はいつもニュースになって活気のあるばい。」といろんな反応。

いずれにしても、今後は、司法の場で、淡々と私たちの主張を述べたいと思います。ご心配お掛けしますが、大丈夫です。
by fromhotelhibiscus | 2010-05-11 22:40
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