都と京

今日もまた東京。僕はいろんな理由で東京が嫌いでした。でも、完全に離れて以来、少し見直しました。貪欲にいろんなもの(人、情報・・・)を取り込み、そのままの形で再生産する。京都で好きなカフェでイノダコーヒ店というお店があるんですが、東京駅近くの大丸にそっくりそのまま入っていたのには驚き。

そういった現象の見事な分析をしてくれたのが、現代の清少納言とも言うべき酒井順子さんの都と京という本。移動の合間に読んでいたのですが、移動を忘れるくらいのめりこむことに。

東京とその対極にある京都、そして、また、対極にある雛(地方都市)の関係を見事なくらいにあぶりだしています。しかも、表現が面白いし楽しい。お薦めです。
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本といえば、僕の「力強い」地方づくりのための、あえて「力弱い」戦略論ですが、アマゾンも楽天も品切れになってしまい、(嬉しい)苦情のメールが僕のところにも。18日(月)以降、第2版となって取り扱いとなりますし、主要書店にも並びます。よろしくお願いします。


今日は、ご指導いただいている諫早市長や久留米市長の皆さんとともに、国土交通省に河川予算の確保について要望。その間、諫早市長から、森林再生の基金の話を聞きましたが、極めて興味深く拝聴しました。その後、マイクロソフトやテレビ局の皆さんと打ち合わせ。

長い一日でした。
by fromhotelhibiscus | 2008-02-13 22:49
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