河川版まちづくり交付金

橘町で床上浸水に遭われたお宅12軒のお見舞いへ。心がいたみました。先日のブログでも書きましたが、被害地の視察に行ったときに思ったこと。

それはどんなに堤防を造っても、排水機場を造っても、大災害には無理・無力だということ。
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時の政権与党・自民党と国土交通省(旧建設省)のおかげで、確かに浸水は減りました。ありがたいことです。僕の小学校時代は毎年浸かっていましたが、今では10年にいっぺんくらい。今回がその10年にいっぺんの大水害。

10年にいっぺんの大水害をコンクリートで克服するよりは、潔く、自然にはかなわないというのを明確にした上で、一つの提案を国土交通省・九州整備局に提案。

それは、河川版まちづくり交付金。
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水害常襲地区住民のご自宅を一定の条件(同じコミュニティに移転)の下で、国が交付金を出して、移転を促すというもの。

こちらのほうが自然保護にもつながるし、何よりも、10年にいっぺんの水害に遭わないで済む。まさにハードよりもハート。コンクリートよりもソフトです。

これからも国や県にこういった現場感覚に即した提案をしていきたいと思っています。


詳しくは、上の佐賀新聞、西日本新聞(九州面)をどうぞ。
by fromhotelhibiscus | 2007-07-21 23:46
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