ジーコ・ジャパン

敗因と
金子 達仁 / / 光文社
ISBN : 4334975127
スコア選択: ※※※※

去年のワールドカップサッカー。なぜ、あんな無残な負け方をしたのか?
僕は決してサッカーに詳しくないんだけど、

初戦のオーストラリア戦で、なんで、立て続けに3点も取られるのか?

ジーコは何で、動きのよくない海外組を最後まで優遇したのか?

そして、なぜ、ドイツでの日本代表の動きは、僕らの胸に響かなかったのか?

いろんな疑問にぶつかります。


この本を読んでも、決してはっきりした敗因が浮かぶわけではないんですが、金子達仁の筆致は際立ってます。他のライター2人がかわいそうなくらい。

その金子さんが、今回の日本代表は、負けたのは、「目標と負荷が無かったから。」と断定しています。


僕も強いて言えば賛成です。確かに、地元開催のトルシエ・ジャパンにはそれがあったような。日本でやって予選敗退はしゃれにならない。

これは、僕自身もそうですね。高い目標を掲げ、そこに強烈なプレッシャーがあると、なにくそと思って、前へ進める。

ともあれ、後出しジャンケンのような書きぶりもあったけど、いろんなことを考えさせられる本でした。


明日は、新幹線問題で激突。この問題でテレビ生出演で討論。高い目標と強烈なプレッシャーを感じています。14時からのサガテレビをご覧ください
by fromhotelhibiscus | 2007-02-10 21:30
<< サガテレビ・生出演 旅の目的は >>