終戦の日

今日は戦争を経験していない私にとっても、皆さんと同じように特別な思いのある一日です。

亡くなった祖父が、この日だけは正午の時報と同時に頭を垂れ黙祷を捧げていたのを、傍らで見て育ちました。

当時、対馬に居た祖父が、「玉音放送がラジオで流れたとき、空が青く澄んで、暑く、蝉がみんみん鳴いていた。開放感で胸がいっぱいになった。ああ、佐賀に帰れると。」

その祖父を出迎えた、こちらも亡き祖母が涙ながらに迎えたときのこと、「当事者」からいろいろ教わりました。
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今日、小泉総理が靖国神社へ。既に参拝は済まされました。中韓は公式には猛反発するでしょうね。私も市長就任以来、靖国に関しては徹底的に勉強しました。

その結果と私の感覚に照らせば、国政の最高責任者が靖国神社へ参拝することに関しては、好ましいことだと思います。

しかし、今日の総理会見時の説明だけで、終戦記念日の靖国参拝が良かったのかはまだ、自分の中で結論は出ていません。今回も、小泉総理の思い切りの良さには感服したのは事実です。


ともあれ、また、戦後60年からまた日を数え、戦争、戦後が遠くなったことを実感しました。

(画像は、数日前、自宅アパートから望んだものです。)
by fromhotelhibiscus | 2006-08-15 10:54
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