いい町の条件

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昔、池波正太郎さんのエッセーで、いい町の条件は「いい本屋、いい床屋、いい鮨屋」があること、というものを読んだ記憶があります。

いい町の条件は人それぞれだと思います。武雄はどうでしょうか。僕が住んでいる旧武雄町に限って見ると、海に面していないのに鮨屋さん、そして花屋さんが多い。しかも、レベルが高い。


今、観光政策について、あちらこちらで積極的に発言をしています。

例えば、春夏秋冬と分散化している武雄の祭りは、夏か秋か一本化して目玉になるようなイベント、例えば、楼門前での大綱引き大会なども導入すべきではないか、などです。

要は「祭りと観光の一本化」です。


しかし、大きなそして非日常的な話以外にも、いろいろ大切なことがあります。それは、飲食店を含めてお店の皆さんは、今よりももっとレベルを上げてほしいのです。

遥か遠く、石垣島、しかも、住宅街のど真ん中に「丸八そば」という沖縄そばの名店があります(*入りすぎて今閉店中のようです。石垣在住の方からメールがありました。ありがとうございました。)。

ここなんかは、地の利はすごい悪いのに、地域住民の方、観光客、引きも切らない入りようです。武雄市内にももちろん、こういったお店はありますが、今は口コミ、ネットでどんどん広がっていきます。

地道にきちんとレベルを上げていただければ、必ずそれを発信する人たちがいて、それを見た人たちが、やってくる。厳しいけど、いい時代だと思います。
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これは飲食店や旅館だけに限らない話だと思います。僕はそういう頑張る武雄を全国に情報発信していきたいのです。必ず人はやってくるポテンシャル(潜在力)があるところ、そこが武雄だと確信しています。

(上の画像は平川うめ子さんのアメリカン・フラワーです。)
by fromhotelhibiscus | 2006-07-08 23:59
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