武雄カルタと国語

「観光かるた武雄」が朝日新聞に紹介されました。学校にも寄贈していただくということで、学校の現場でも、楽しく使ってほしいって思います。かるたの中身(句)もすごくいいです。

僕自身は、以前のブログでも書きましたが、英語よりも国語論者です。国語がきちんと語れないのに、英語ができても、国際的には使い物にならない、少し過激ですが、そう思っています。


そして、英語、国語を問わず、言語はまず「リズム」だなって思うことが、30代半ば過ぎるとますます思います。そういう意味では、「リズム」がすっと入る小さいときに、優れた文章、特に古典に接するのは大事ではないでしょうか。

わけも分からず、背伸びをして、夏目漱石に手を出した小学6年生のとき。「吾輩は猫である」をどうにか読んで感動した自分。そして、同じときに分けもわからず読んで結局意味が分からなかった「草枕」(笑)。

しかし

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい

から始まる全編を通じた歯切れのいいリズム感や読んだときの情景は今でも体に残っています。

今日は国語について少し考えてみました。
by fromhotelhibiscus | 2006-05-27 23:59
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