沖縄で学んだこと

あいさつまわりをしていると、「樋渡さん、どこで勤務されていましたか?」とご質問を受けることがたまにあります。

ご存知のとおり、高槻時代(H15~17)のことは再三にわたって書きましたし、このブログも去年の5月に始めたのでどっぷり高槻のことを中心に書いています。
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さて、今日はその前に居た沖縄です。沖縄時代は、沖縄総合事務局に専門官(課長補佐)クラスで席があったので、ここを中心に、有人離島のほとんどまで実際に足を運び、地元の皆さんと、「あ~でもない!こーでもない!」と一緒にまちづくりの仕事をしました。

それと並行して、東京・霞が関では、沖縄振興新法という今の沖縄再生の礎を築いたといわれる大法案を、僕を含むスタッフ7名でまとめましたが、沖縄⇔東京の生活を3年にわたって続けてきました。ほんと、徹夜・徹夜の連続でした。
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沖縄で学んだことは、沖縄のおおらかさです。「なんくるないさー」(何とかなるさ)が連発して飛び交う温かい社会。そして、外部の人に任せるのはきちんと任せる、潔さ。また、一番、嬉しかったのは、「失敗しても次頑張ればいい。チャレンジしないやつはダメ。」という前向きな気持ちでした。

まちづくりは、30代のはじめまで僕は劣等生でした。失敗ばかり(苦笑)。イベントを打っても人が全く来なかったりというのもありました。そうなんです。チャレンジすればするほど、失敗の山もうず高くなります。
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しかし、その失敗を許容し、次につなげることができるか、そういう社会を創り上げたいと思っています。沖縄からそんなことを学びながら、沖縄再生の一端は、そこら辺りにあると思っています。今、沖縄の音楽「ナヴィの恋」を聴きながら、ふと、そんなことを思いました。


画像は昨日(18日)の北方方面。とても、寒かったですが、行く先々で温かい励ましを頂きました。ありがとうございました。
by fromhotelhibiscus | 2006-03-19 00:58
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