一ノ瀬泰造先輩

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写真が好きです。

ここ一週間くらいは、あいさつ回り、ミニ集会、三夜待ちなどで、自分の時間がありません。それでも、少しでも時間があるときは、天才の生んだ写真を見るようにしています。

僕が好きなというか尊敬している写真家は土門拳入江泰吉、そして、武雄高校の先輩でもある一ノ瀬泰造、この三人です。

土門拳は豪放雄渾、入江泰吉は静寂、そして一ノ瀬先輩はリリシズム。


一ノ瀬先輩はインドシナ内戦に飛び込んだ戦争カメラマンで、既に生き方そのものが映画にもなる人物で、若干26歳で命を絶たれたということもあり伝説になりました。

今、武雄が生んだ一ノ瀬先輩の一大写真展が、武雄温泉で開かれています。しかも、まちづくりの有志が2年の歳月をかけ、町屋で写真展を開くといった、「武雄の人が武雄の場所で武雄の生んだ巨人を紹介しているもの」です。


僕は写真や写真展に目が無いんですが、これほどの作品群、周辺資料、照明、雰囲気は他にあまり例を見ません。

この雰囲気の中、先輩の優しく繊細極まりない写真、そこに内在する生き方を求めて、県外から多くの人たちがやってくるのもよく分かります。

武雄にお越しの際は、ではなくて、これを観るだけでも武雄にお越しいただく価値は十分にあります。ぜひ、どうぞ。
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by fromhotelhibiscus | 2006-02-17 23:59
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