広報とは誰がためにあるのか

僕は霞が関時代、沖縄時代、高槻時代、「広報」を担当することが多く、新聞記者、NHKの皆さんと丁々発止のやり取りをしていました。今でも立場を超えて多くの友人がいます。

特に、内閣記者会のTさん、高槻市役所記者クラブのKさん、産経新聞のK記者さんとNHKのY記者からはとても多くのことを教わりました。
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僕が彼らに対して心がけたのは、最終結果だけではなくて、途中途中で、誠実にきちんと情報を出すこと。それと、記者さんから意見をきちんと聞くことでした。


なぜ、情報をきちんと出すかというと、もちろん、自分たちが手掛けたことが記事になればいいなぁっていう願望ももちろんありますが、それ以上に、若い記者さんたちがいつか僕たち当事者の意見を拾い上げて、きちんとした本や記事を後世に残してほしいと思ったからです。

そういう意味で、ボブ・ウッドワードの「攻撃計画(Plan of Attack)―ブッシュのイラク戦争」は綿密な取材とよくもここまでしゃべるなぁって言うすさまじい本です。この本を読んでいると、自分があたかも、ホワイトハウスにいる気分になります。もう一冊の「ブッシュの戦争」もすごいです
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それと、今日読了した本。「外交を喧嘩にした男 小泉外交2000日の真実(読売新聞政治部)」もなかなかの本でした。ボブ・ウッドワードの取材とは比較になりませんが、それでも、政府がここまでオープンになってきたかと思わせるには十分な本です。

政府の次は自治体の番だと思います。武雄はどう変わるでしょうか。今、求められていることの一つに、風通しの良さとオープンさだと思います。

さあ、久しぶりに武雄温泉にドボンです!おやすみなさい。
by fromhotelhibiscus | 2006-02-13 23:16
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