椎葉山荘

今日は朝から北方町婦人会の新年会にご招待され挨拶。なごやかな雰囲気でした。その後、挨拶回り。
椎葉山荘_d0047811_2139287.jpg


夕方、一瞬時間ができたので、大阪時代から行きたかった嬉野の「大正屋椎葉山荘」へ。自宅から車で20分くらいのところですが、お茶畑の中のくねくね道を登った山の中にあります。

ここは、CREAや旅の雑誌には必ず載る全国的な旅館です。今日は偵察!?の意味をこめて、千円の日帰り湯へ。


さすが、人気があるのは良く分かります。とにかく「徹底」していること。シンプルさももてなしも照明もついでにいえば人里離れた田舎さ加減も「徹底」しています。

僕は沖縄の観光政策に深く携わっていた(沖縄の観光をⅤ字回復させたと地元紙に誉められたこともあります。)いましたが、よく言っていたのは、「引き算の美学」です。


よく、観光の場合はもてなしと称して「あれもこれも!」と肩に力が入り、いろんなものを取り込んだ結果、結局中途半端になってしまう場合が多くあります。

僕は、沖縄のホテルや旅館の皆さんには、「できることは徹底的に。できないことはあきらめる。引き算しましょう!」というシンプルなことを言い続けてきました。


いまどきの観光客は目が恐ろしく肥えています。武雄の観光もこの目をきちんと意識する必要があると思います。いったん、軌道に乗れば、全国からお金を出して人が来ます。今はそういう時代だと思いますが、どうでしょうか。具体的な例はまた後日書きます。


最後に、妻も言ってましたが、嬉野の泉質よりも武雄の方が上だと感じました。
by fromhotelhibiscus | 2006-01-14 21:42
<< 曜日の感覚 講演会終了 >>