湖南三山

今日は快晴。朝6時に起きて、滋賀の湖南三山へ。湖東三山はよく聞く名前で、僕らもちょうど一年前に行って紅葉の美しさにため息をついたところですが、この湖南三山は最近できた呼称のようで、しかも市町村合併(湖南市)の賜物の色合いもあるようです。
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井沢元彦氏が「古寺歩きのツボ―仏像・建築・庭園を味わう」で強力に推していた善水寺を皮切りに、長寿寺常楽寺を駆け巡りましたが、紅葉だけでいうと、長寿寺の参道が紅葉に覆い尽くされ見事でした。
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湖南三山のいいところは京都や滋賀の湖東三山と違い、人がそんなに居ない(といっても予想よりはかなり居ましたが)、仏像が揃っているところ。逆の点は、規模が小さいので錦のような紅葉は期待できないことでしょうか。でも、周囲も含めて日本の原風景が楽しめる点ではいいなぁって思いました。
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で、今日一番書きたかったのは、「人」のことです。駐車場から境内から物産の売り子まで、地元の人たちが総出というくらい、ボランティアに当たっておられた点。
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善水寺の門前で、「善水寺」と染め抜かれた半被を羽織った高齢者のボランティアの方が、「善水寺の名声に負けないように掃除をせんと!」と頑張っておられた姿。

この地元の熱意と気合がある限り、数年後もっと名声が広がっていくだろうなぁって思いました。
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by fromhotelhibiscus | 2005-11-23 21:58
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