こまつ✕ひわたし!

今日も充実した一日でした。白石町、江北町、大町町に参りました。夕方、多久市で個人演説会、夜は、武雄市北方町で、こまつ政武雄市長候補と合同で演説会。こまつ候補は、電話でちょくちょく話をしていますが、しっかり会ったのは久しぶりですが、また、人柄が大きくなっていました。市長としても人間としても僕よりも数段上です。

この二人の応援に、友人の河野太郎衆議院議員、鈴木英敬三重県知事、松原聡東洋大教授らがお越しに。

河野衆議員は、今朝の朝日新聞を引き合いに出して、「農協対県民」の戦いだと鋭い口調でおっしゃっていました。当然、終わりの囲み取材で、私自身も農協の件について聞かれましたが、「JA改革は、政権というか法案の問題。佐賀県知事選とJA改革はリンクしない。ただ、どの組織もそうだけど、不断の改革は必要だ。」と。

私自身、今日の街頭演説では、以下のとおりお話しました。


週末の日本経済新聞の一面で、JA全中の農協指導権を3年で全廃し、任意団体とすることを政府が検討していることが大きく報じられました。また今朝の朝日新聞では「政権・農協、佐賀知事選で激突
規制改革めぐり攻防」と3面で大きく載りました。そのため、農協についての考え方をメディアから聞かれます。私の考えを書きます。

まず、農協について政府がどのような動きになるのか。これは政権の判断だと思います。ただ私は、祖父が地域農協の幹部を務め、私自身、兼業農家のこせがれとして育ちましたので、農協の果たしてきた功績の大きさは、よく分かっているつもりです。農協がなければ、戦後の農業の発展はあり得ませんでした。農家のみなさんが安心して農業に取り組めるのも、販路を切りひらいてきたのも、農協の存在なくしてはありえません。

しかし戦後70年が経って、実態にそぐわない部分が出てきていることも、これもまた事実だと思います。農家のみなさんたちにとって、なにが本当に必要なのか。それを話し合って、残すべきものは残し、変えるべきものは変えていくことが必要だと思っています。

私の農政公約は、二つです。「守りの農業」「攻めの農業」です。

農家の所得保障、これはしっかりやらなければいけません。農家のみなさんが毎日、安心して農作業に取り組んでいただけることこそが、農政の基盤であり要だと思うからです。

そして、攻めの農業。佐賀の農産品には、世界に通用する競争力があります。この競争力をしっかり育てて、佐賀ブランドを高めていくことが必要です。頑張ったら頑張っただけ稼げる農業が必要だと思うんです。これは、知事というトップの仕事であります。

今のままでは、農家の方の所得がどんどん下がっています。子どもやお孫さんたちが、後を継いでくれない。ほかの仕事を求めて都会に出ていってしまう。「しかたない。農業じゃ稼げないから」って、じいちゃんばあちゃんたちがおっしゃるんです。

私は、農業をメシの食える魅力的な産業に変えたいんです。みなさんたちのお子さん、そしてお孫さんたちが実際に稼げて、後を継ぎたいと思ってもらえる農業です。そんな農業を、みなさんといっしょにつくっていくのが、いまの佐賀にとって、一番大事なことだと思います。

今朝の朝日新聞にも載っていましたが、私は武雄市長時代、農家のみなさんの所得を上げることを重点政策に掲げてまいりました。レモングラスを特産品に育てて、米麦大豆と共に、国内外でトップセールスを行ってまいりました。

香港やシンガポールの高級スーパーマーケットに行くと、果物が一皿1000円で売られていることも珍しくありません。そんなスーパーのバイヤーに、佐賀の野菜や果物を食べてもらうと、こんなにおいしいものは食べたことがないっていうんです。超富裕層向けの舌の肥えたバイヤーがです。日本の、佐賀の農産物には、それだけの力があるんです。

メシが食える農業、お子さんやお孫さんたちが後を継ぎたいと思える農業。ワクワク夢のある農業を、みなさんたちと手を携えてつくること。これが私の農政に対する思いです。

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by fromhotelhibiscus | 2015-01-06 23:25
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