教育は地域福祉につながるんです

今日は、神埼市、佐賀市、多久市へ。街頭演説も数多く行いましたが、割りと皆さんの関心の高い教育を中心に語りました。

そして夜は、みやき町で個人集会。僕は選対にも釘を差すくらい動員が大嫌い。これは武雄市長時代から。ただ、この欠点は当日の入りが分からないこと。今日もフタを開けるまで分かりませんでしたが、結局、立見もかなり出るなど、500〜600人。

これ以上無いというほど盛り上がりました。これは動員では無理。だんだん手応えを感じ始めていますが、いよいよあと一週間。気持ちを新たに頑張ります。


街頭演説の内容は以下のとおりです。

今回の知事選の争点は、ただひとつ。「前進するのか、それとも停滞するのか」ということです。佐賀県を一番にしていくために、もっとも重要な政策のひとつ。それは、子どもたちの教育です。

なぜ教育か。それは将来、自分の力でメシが食える大人、自分の力で人生を切りひらく力のある大人を育てたいからです。

武雄市では、福祉や介護、子育てと並んで、教育に力を入れてまいりました。

小中学生全員へのタブレットの配布、あるいは塾のノウハウを取り入れた官民一体学校。官民一体学校は、NHKなどのテレビでも、大きく取り上げられました。

テストだけできても、意味がありません。学校の勉強だけできても、社会では通用しません。しかし社会に出て、自分で考える力を持って、生きていく力を育てるのは、やはり教育の力なんです。

そして「佐賀だったら、安心して子育てができる」、「都会に負けない、いや、もっと充実した教育機会を、自分の子どもや孫たちに与えてやれる」、そう思っていただけることが、県政の役割なんです。

いまの日本の教育を見てください。教師ひとりで、30から40人もの生徒に授業する。教科書どおりに、決まったカリキュラムで進めていく。授業についていけない子どもは、どんなに優秀でも、すぐに落ちこぼれてしまう。教師のみなさんの負担ばかりが増えていく。

教育は、もともと、ワクワクするものです。学校というのは、ワクワクする場所であるべきなんです。

そう思って、武雄市では、公立小学校の生徒たちに、タブレットを配布しました。子どもたちは何回でも、自分のわからない分野を学ぶことができます。先生は、子どもたちの好奇心を引き出して、学びを助ける。クラスメイトと、学びを深めていく。

すべての子どもたちに、自分が納得いくまで学んでもらう。ひとりも落ちこぼれることなく、勉強の楽しさを知ってもらいたいからです。子どもたちが「早く月曜日にならないかな」と、学校に行くのを楽しみにしてほしい。

その結果、武雄市では、いじめの数も激減しました。雇用創出の成果もあって、東京や大阪で働かざるを得なかったみなさんたちが、武雄に戻ってくださっています。

子どもたちが、おじいちゃんおばあちゃんの近くに住む。それがまた、まちの活力になっています。武雄市では、人口の減少率も、人口高齢化率もほぼ止まりました。

9年間、教育委員会とともに、本腰入れて、教育に取り組んできました。教育への取り組み。その思いと実績では、誰にも負けません。教育と子育てを充実させ、佐賀をどこよりも住みたいまちにする。前知事の古川康さんも、思いは同じだったと思います。

教育で、佐賀を変えたい。教育で、佐賀を一番にしたい。その歩みを、止めてはならない。どこよりも子どもたちがワクワク、イキイキと過ごせる。そんな佐賀でなければなりません。

佐賀に戻りたい。佐賀で暮らしたい。佐賀で子供を育てたい。そう思える佐賀がなければ、県政の役割など、ないに等しい。

佐賀が一番、そういってくれる子どもたちを育てる。そのまちをつくる。子どもたちがやがて、佐賀の明日をつくっていく。私たちが果たす役割は、この一点だと思います。
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by fromhotelhibiscus | 2015-01-04 23:42
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