メシが食える魅力的な農業へ

今日は佐賀市南部を中心に街頭演説しました。きちんとお話するとやはりかなり手応えがあります。こんな話を10箇所くらいでしました。選挙戦で初めて雨が、そして、雹が(汗)。
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私自身、武雄の兼業農家の出身。小さい頃から両親が農作業をするのを間近で見て、妹たちといっしょに手伝ってきました。祖父母、両親が一緒にやっていましたが、農作物の栽培には、気が遠くなるような手間がかかります。

せっかく何か月も丹精こめて育てても、台風や雪などの気候で、一日にして努力が水泡に帰すこともあります。しかも、無事に収穫できても、市場に卸す価格は現在、驚くほど安い。

それでも日本の食卓を支える誇りを持って取り組んでおられる農家のみなさんのおかげで、佐賀県には、日本、そして世界に誇る農産品がたくさんあります。

私は、農業をメシの食える魅力的な産業に変えたい。農業は佐賀県の基盤であります。農家のみなさん、お子さん、そしてお孫さんたちが実際に稼げて、後を継ぎたいと思ってもらえる農業。そんな農業を、生産農家のみなさんといっしょにつくっていくことこそ、県政の役割だと思っています。

農業における県政の役割は、2つあると思います。

ひとつは「守りの農業政策」です。農家の所得保障、これはしっかりやっていきます。

農家のみなさんが毎日、安心して農作業に取り組んでいただけることこそが、農政の基盤であり要だと思うからです。

もうひとつは「攻めの農業政策」です。佐賀の農産品には、世界に通用するブランド力、競争力があります。この競争力を、しっかり育てて、「稼げる農業」をバックアップするのが、県政の役割だと思います。

武雄市長時代には、農家のみなさんの所得を上げることを重点政策に掲げ、8年半で、さまざまな成果を上げてきました。例えば、武雄では、私が市長に就任してから、高く売れる作物の栽培を行っています。レモングラス、パクチーといった農産品をつくり、新宿の伊勢丹デパートはじめ、多くの販売ルートをつくってきました。

そして米麦大豆。農家のみなさんが汗水たらしてつくった農作物を、東京・大阪・シンガポールで、市場価格よりも高く売ってきました。

攻めと守りの農業政策。それによって「メシが食える」農業、お子さんやお孫さんたちが後を継ぎたいと思える農業、ワクワク夢のある農業を、みなさんたちと手を携えて、果たしてまいりたいと思います。
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by fromhotelhibiscus | 2014-12-31 22:52
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