政務活動費で焼き物や恋愛小説買っていいの?

今朝の読売新聞

武雄市議会の谷口攝久せつひさ市議(82)が昨年度、焼き物や恋愛小説などを政務活動費から購入していたことが政務調査費収支報告書でわかった。谷口市議は「不適切なものについては返還したい」としている。

収支報告書などによると、谷口市議は、昨年6月に佐賀市内の商業施設で行われた焼き物の展示会で、湯飲みセット(1万2600円)を購入。さらに、同年11月には、江北町の書店で文庫1冊(620円)を購入。レシートに書籍名の記載はなかったが、印字されていた書籍コードから、渡辺淳一氏の恋愛小説「天上紅蓮」であることが判明した。

読売新聞の取材に対し、谷口市議は「焼き物は武雄市の焼き物の歴史が分かるものだった。本については、他のものと混ざってしまい間違って添付した」と説明している。

さらに、昨年5月、大阪市立美術館の特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」を鑑賞した際の入館料として2400円のレシートを報告書に添付していたが、実際の入館料は一般1500円で、レシートの支払い先も館内の特設ショップになっていた。谷口市議は「市文化財展示の参考にしようと思った。レシートは、購入した美術展の図録のものと勘違いしたかもしれない。訂正したい」と話している。



今日はこの谷口市議問題に関する武雄市議会全員協議会。冒頭だけ出席し、「この協議会は糾弾の場ではないことは承知している。市民の関心は今朝の読売新聞、先の西日本新聞のスクープで非常に高い。その中で、谷口議員におかれては、真実をありのままに答えていただきたい。私は他の公務で挨拶が終わったら退席するが、傍聴の担当部長から後ほど報告を受ける。もし、私が納得できない場合、それは血税を払い続けている市民はもっと切実だと思うが、谷口市議の20万円の全額返還、そして、政務活動費の全面廃止を打ち出さざるを得ない。」と挨拶。

共産党の質問もなく、1時間くらいで終わったようで、傍聴していた事務方から報告を受けましたが、これは改めてまた書きたいと思いますが、およそ、支離滅裂で納得できるものではありませんでした。焼き物を買っているのであれば、現物を持ってこないと話にならない。多分、買っておらずそのまま市民の血税を懐に流し込んでいる、と言われても仕方がない。

いくつかのメディアには既に答えましたが、谷口市議にはもともとこういった不明朗な扱いをしていたと思われるので、せめて過去支払い分の全額返還を求めたい、全面廃止については、真面目に政務活動に充てている市議の皆さんがほとんどなので、追って考えたいと思います。

過去支払い分の全額返還については、来週までに、求めます。
by fromhotelhibiscus | 2014-07-18 23:27
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