あれだけのトップダウンは抵抗が強すぎる

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11日(金)の熊日新聞のコラム。熊本市在住の友人から教えて頂きました。いろいろ書いてくださっていますが、残念ながら、僕への直接取材無し。本人のことをこれだけ書くんだったら、直接取材してくれよって思います。

全体として、樋渡市政を高く評価してくださっているのは嬉しいけど、取材が無いので間違いもある。例えば、僕は、同僚職員や市民に対して、絶対に「現状を疑え」「革命を起こせ」なんて言ったことが無い。自分は、「現状を疑う」「(教育)革命を起こす」は言ったことがあるけど、人さまに対しては、絶対にそんなことは言わない。

また、他所の首長の言葉を借りて、「あれだけのトップダウンは抵抗が強すぎる」とあるけど、全部が全部、トップダウンなわけがない。細かく見れば、武雄市のような小規模自治体でも数え方によるけど200以上の施策がある。それを全部僕が指示するなんて不可能。

また、「沸騰!図書館」にも書いたけど、あの図書館ですら、実現するまでに6年以上かかってるんだけど。「みんなの意見を聞いていたら可もなく不可もないものしかできない」というのは、確かに言ったけど、そりゃ、図書館改築など数少ない大型施策の時のフレーズ。

細かく言ったら、まだまだいろいろあるけど、武雄市のような弱小自治体、そして、僕のような一介の地方政治家を取り上げてくださる事自体はとても嬉しい。そして、この福井記者、筆力もある。ぜひ、今度、取材して頂き、思い切り書いてください。お待ちしています。

by fromhotelhibiscus | 2014-07-12 15:01
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