【書評】官僚に学ぶ読書術 (マイナビ新書)

官僚に学ぶ読書術 (マイナビ新書) を紹介しますね。著者は、久保田崇陸前高田市副市長。内閣府から出向で1976年生まれ。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、久保田さんが内閣府に入ったのも、そして、陸前高田市副市長で活躍しているのも、僕が深く、深くかかわっています。

青は藍より出でて藍より青し。もう、とっくに役人としても僕を超え、仰ぎ見る存在。それが嬉しくて。

その久保田さん、今回は読書術。読書術そのものは、かなりクセがあるので、向き不向きがあると思うんです。僕はもっと気楽で良いと思うんですが。だから僕の場合は、メモも取らないし、書き込みもしない。リズムを体に入れる。

この本の特筆大書すべきなのは、セレクトされた本の数々とその解説。これはもうお見事。久保田さんらしいバランス感覚とセンスの鋭さと。

何を読んで良いのか、迷えるあなた、ぜひ、手に取ってください。久保田さん、前書2冊を解説(150頁〜)してくださってありがとう。僕が一番書いてほしいことを書いてくれています。「沸騰!図書館」は次の機会にお願いします(笑)。
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by fromhotelhibiscus | 2014-05-24 23:37
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