【書評】社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則

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「社長は社長をやれ」
「まず、怖れられろ。慕われるのは、その後だ」
「社長は群れるな、逆を行け」
「革命は、社長にしか起こせない」
「社長はチーフ・イノベータ―だ」
「独裁にもチームワークが必要だ」
「博打に勝ったものが『成功者』となる」
「『運』こそ実力」
「経営は歴史に学べ」
「『成功』を見切るのが、一流の社長」
「反省はするな、よく寝ろ」
「見えないところで、雑巾がけをする」
稀代の“名物社長"が教える、
危機に打ち克つリーダーシップ。
腹に響く、本物の言葉!


という内容。その名も「社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則

毎度、ユニークなネーミングでヒット商品を産み出すエステー株式会社の会長の最新刊。以前、僕も取り上げてもらい、すっかりファンになった(笑)がっちりマンデーで、鈴木会長を見て、べらんめえ調で実に面白い発言で、仰け反りました。80歳近くとはとても思えないのですが、その鈴木会長の本。

はっきり言って傑作中の傑作です。今年は経営者の本が大当たりで、DeNA南場さん、藤田晋さん、そして、この鈴木会長。僕自身、タイプとして一番似ているのが、この鈴木会長。同僚職員にも講演会でも、必ず、「反省するな!」って言います。しかし、僕はその後、「ぐっすり寝ろ!」とは言いません(笑)。この反省するなってのは、開き直りでは無く、そんな反省する時間があったら、どうせ同じ事はおきないのだから、次のアクションをやってほしいという意味です。ま、本心をそのまま言うと、いつも誤解を生むのですが(涙)。

それはさておき、この本が凄いのは、ビジネスの要諦、人間としての生き方、楽しみ方、また、人生そのもののストーリーが抜群に良い。

僕は協調性ゼロ、集団行動できないし、友だちもほとんどいません。人間良くないし。また、リーダーとしても僕は失格だと思います。しかし、こんな感じで良いんだ、というのを、この本は、鈴木さんは後押ししてくれたような気がしますし、おそらく、読者は、自分を肯定的に見ることができる、そのきっかけになるような本だと思います。

しかし、面白いおっさんだ!この人の下で僕は働いてみたい。会社が潰れる寸前、そして、東日本大震災後の鈴木さん、そして、今現在の鈴木さんの澄みきった、しかし、強烈に笑いのある心境と。涙と笑いが交差する素敵な本。この人の下で働きたい、心底そう思った。

僕もいつかそういう人間になりたいって思ったけど、無理です。
by fromhotelhibiscus | 2013-09-05 22:27
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