明日のフジ「新報道2001」にちょこっとだけ出ます

明日(11日)のフジテレビ「新報道2001」はこんな内容。

11日の「新報道2001」は、ねじれ国会解消後の“公共事業”のあり方を問う。『これまでに経験したことがない大雨』と最大級の警戒を呼び掛ける豪雨被害が絶えない中、今、生活の安全を守りきれない“危険なインフラ”が急増している。全国で通行止めとなっている橋は200カ所以上。中央道でのトンネル崩落死傷事故では、老朽化インフラの現実を目の当たりにした。果たして、政府与党が進める『国土強靭化計画』は、新たな公共事業のカタチとなりえるのか?あるいは新たなムダを招くのか?与野党の論客や有識者らが徹底討論する。


僕もスタジオに呼ばれていたんですが、明日は初盆参り。公務を優先します。番組側から、いくつか相談があったのですが、僕は、取り分け、橋のことについて、問題提起していたら、その様子を撮らせてくれ、ということだったので、急遽、インタビューに答えました。しかも、実際の橋の近くで炎天下。35℃超していました(汗)。

私からは、「まず、橋を含めて公共事業の維持補修に関して、国が補助金を出すようになったことは評価する。しかし、薄く広くはダメだ。国もこの橋や道路は不要だから、維持補修費はつけられない、というところまで、踏み込んだ方が良い。そうしないと、今度は維持管理のバラマキになってしまう。これは地方分権の議論とは違う。また、どうしても、選挙目当てで、目立たない維持補修よりも立派な道路を首長はつくりたがるが、それを防ぐために、新設の補助率を下げて、維持管理の補助率を上げた方が良い。その一方で、救急搬送等に必要な道路は、地方任せにせず、国が国策として整備するなどメリハリをつけるべき。武雄市では、4年ほど前から、今あるものを活かす観点から、道路の新設よりも維持管理にお金をまわるようにしている。ただ、一般的に言って、全部の道路や橋梁、トンネルなど維持管理できるとは思えないので、道路等の閉鎖をしなくてはいけないし、住民を説得する場面も増えていくと思う。」という趣旨のことを話しました。

明朝7時半~。良かったらご覧ください。私のインタビューは別にして、この公共事業の在り方についても、皆さん一人一人がしっかり議論に参加すべきだと思うのです。
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by fromhotelhibiscus | 2013-08-10 22:49
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