空の冒険 あ、市長がいる!

飛行機は90%、ANAを含むスターアライアンスグループ、僕の場合は。今から十数年前、沖縄問題を担当していたときは、JAL。武雄市長に着任して、佐賀空港にANAしかなかったこと、そして、今は全くつながりが無いんですが、なぜか、当時の支店長に熱烈アプローチされて、ANAに鞍替え。迎さんという人だったんですが、氏からは営業の在り方を教わりました。

また、僕がANAが好きなのは、いろいろあるんですが、その中でも、機内誌「翼の王国」の存在。佐賀空港から羽田に向かうとき、お気に入りの音楽を聴きながら、これを読むのがまた楽しみなんですね。そして、必ず読むのが、吉田修一さん、「パレード」「悪人」の作者ですね、この方の、「空の冒険」。今回は、また富山県のお話が。富山県と言えば、僕の中では、田中幹夫南砺市長。文中、

二階の特等席から見学中、田中市長を見かけた南砺市民の方が、「あ、市長がいる!」とこちらに手を振られたとき、「あれ、○○さん、来てたの?上がっておいでよ」と気軽に誘われる市長を見ていて・・(略)・・こういう豊かな人付き合いができているからこそ、豊かな祭りや豊かな芸術を継承し、また受け入れ、育ててくることができたのだろうと思う。
空の冒険  あ、市長がいる!_d0047811_11493482.jpg


全く同感。今年の5月、南砺市城端地区での曳き山を見学していた際、そして、市長と一緒に歩いていたときも、多くの市民の方から、気軽に声を掛けられ、気さくにお話しされていました。また、びっくりしたのは、まあ、市民の名前を覚えられていたこと。下のお名前まで。

僕もこういう庶民的な首長像を目指しているので、田中市長は良きお手本です。こうやって、身近で尊敬する方、友人知人が、どんどん紹介され、評価されるのはとても嬉しい。また、首長の場合は、そこに住む地域の名称、南砺や武雄というように、私たちの名前と一緒に出るので、尚更、良き宣伝になります。田中市長のような首長がもっと増えれば、地域はもっともっと良くなる、改めて、思いましたね。
by fromhotelhibiscus | 2013-07-06 15:01
<< 【書評】解錠師 (ハヤカワ・ミ... 武雄市図書館という名の衝撃~図... >>