民間と公共融合、「手応え」

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今朝の佐賀県は、朝から、度々、NHK佐賀が、武雄市図書館の話題を。そして、佐賀新聞は、大きな紙面を割いて、論評。概ね好意的なので、安心していますが、それにしても、どこかの司書さんが言ってることはどうかなって思うよ。「書棚の鮮度が落ちる」と称して、僕ら、倉庫に眠っていた閉架図書をほぼすべて、オープンにしました。以前は、たった7万冊しか表に出していなかったんですが、今では、20万冊出しています。それをもって、書棚の鮮度が落ちるって、どういうこと?

今まで閉架していた本は、リクエストがあるたびに、司書さんが、裏の倉庫に取りに行ってたもの。僕も何度かお願いして恐縮していましたが、持ってきて頂くのに、15分は優にかかってました。他の作業もあるからね。しかし、今では、大抵の本は、自分で視認できる上に、自分で探せる。司書は楽になったと思うんだけど、ヘンなことを言う。ま、とあもれ、批判は批判。与すべき批判はしっかり取り入れたいと思います。


今日、利用者からこんな苦情が。わざわざ、本を返すのに、一々、図書館の駐車場である競輪場駐車場
まで行って、5分近く歩かなきゃいけない。図書館にドライブスルーのような返却ポストをつくってほしいという声が。

構造上、これはムリなので、私が市長就任時から行っているように、市役所玄関や、山内・北方両支所玄関でも返せるようにしたいと思います。その他にも、返却ポストはしっかりつくっていきたいと思っています。


もちろん、指定管理者としてのCCCの役割、そして、行政としての我々の役割ってのはありますが、持てる力を合わせて、市民価値の向上、市民福祉の向上につなげていきたいって思います。
by fromhotelhibiscus | 2013-04-25 12:37
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