ビッグデータ・オープンデータ活用推進協議会を発足させます

昨日は、東京で、千葉市長、奈良市長、福岡市長とともに、記者会見。今朝の新聞には載ってませんでしたが、日経新聞社は記者が5人も来ておられたので、いつか載るでしょう。

僕からは、100の議論より1の実行。当然、個人情報保護を踏まえながら、行政の情報は出していくべきであり、かつ、それが地図上の情報と相まって分かりやすい形で提供しなければならない。そして、これらの情報をもとにしながら、社会的・産業的なイノベーションを起こす形にしたい、武雄市では、先行して行政の持つ情報を出していく旨、発言。

千葉市長が、いみじくも、民間の情報も行政に取り入れていきたいとお話しされていたが、全く同感。市民や企業の皆さんが、垣根無く情報にアクセスできる、活用できる環境を整えたいと思っています。記者からは、個人情報の保護はどうするのか、という質問がありましたが、遵守は当然。

しかしまあ、今までこの手の集まりがあると、僕が最年少だったのに、この集まりは、僕だけが40代。この30代の市長は、実行力、発信力、突破力ともに素晴らしい。控えめな僕は、見習いたい。
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協議会、そして、これからのスケジュールはこんな感じです。

ビッグデータ・オープンデータは、市民生活の利便性の向上や新産業創出・経済活性化など大きな可能性を秘めていますが、十分な活用には至っていない状況にあります。そこで、G1首長ネットワークに参加する武雄市、千葉市、奈良市及び福岡市が、具体的な事業展開に向けて、ビッグデータ・オープンデータの活用を検討・推進する協議会を設置することとしました。


■協議会の概要
(1)名称  ビッグデータ・オープンデータ活用推進協議会(仮称)
(2)目的 共有化のための活用及び新産業創出・経済活性化などに結びつくビジネスへの活用等の面から、具体的な事業を展開すること。
(3)設置日 平成25年4月1日(予定)
(4)構成団体 武雄市、千葉市、奈良市、福岡市(50音順)

■具体的な事業案
〇ビッグデータ・オープンデータ活用アイデアコンテスト
1) 目的 ビッグデータ・オープンデータ活用を具体的に推進するため、企業・市民等から広く活用アイデアを集め、その実現を図る。
2)内容 ビッグデータ・オープンデータの活用アイデアを広く募集し、優秀作品を表彰するとともに、4市において、平成26年度のアイデア実現に向けた検討を行う。
3)スケジュール 平成25年5月→アイデアコンテスト要項発表、夏→アイデア募集、 秋→審査・表彰

〇ビッグデータ・オープンデータ活用に係る公開シンポジウム
1)目的 ビックデータ・オープンデータ活用推進について。企業・市民への啓発を図る。
2)内 容 ビッグデータ・オープンデータの活用の可能性等についてのシンポジムと、アイデアコンテストの表彰式を行う。
3)スケジュール 平成25年8月→開催概要発表、秋→実施

〇問い合わせ先
武雄市 つながる部企画課
TEL(0954)23-9325
kikaku@city.takeo.lg.jp
by fromhotelhibiscus | 2013-01-26 10:20
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