佐賀にいます

今、佐賀の実家に居ます。高校卒業までこの実家に居たのですが、それ以降帰郷するのも年に1,2回ペース。それでも、また高槻に居るのと同じくらいにほっとします。反面、東京や沖縄は遠くになりけりという感がします。

さて、今日はスーツを電車に置き忘れて大童。義理の弟さんに終着駅(JRハウステンボス駅)に往復2時間かけて取りに行ってもらう羽目に。どうもすみませんでした!!

スーツに着替え、松本北方町長さんが名誉町民になられたので、そのお祝いの会に。300人以上集まっておられたのですが、郵政民営化反対の前自民党代議士やら全国町村会長やら、前知事やらいろんなその筋の方々が来ておられ、大盛り上がり。

僕自身、あんまりこの手の政治的なことを聞かれるのは苦手なので、身を潜めていたら、松本さんからいきなり僕だけ紹介され前に出される始末。なんだかとほほでした。

今日はそういう訳でくたびれ果てたので早めに休んで、明朝高槻にトンボ帰りして市民フォーラムに参加します。


今日は行きの新幹線でいい本を読みました。といっても大著なのでまだ半分もいっていないのですが、それは佐藤愛子の「血脈」。大正時代の感じがうまく出ていることと驚くべきストーリー展開で一気に引き込まれました。これは今年のベスト3に入りそうな予感です。
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それと、小林よしのりの「靖国論」を読みました。氏の明快な結論には概ね納得しますが、現状認識と結論には救いがたいギャップがあると思います。それを論理ではなくて情緒(特に怒り)で埋めているあたりが、氏に対する強烈なバッシングになっているのなぁって思います。でも、議論を行う上でも欠かせないいい本です。
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by fromhotelhibiscus | 2005-08-20 23:50
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