伊万里市と共通の空家対策条例案を出します。

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昨日の古川知事出席のもと、行われた市長町長会議。隣の伊万里市長が、空家対策を何とかしなくてはいけないと力説。

実際、先週だったけかな、NHK「クローズアップ現代」でも出た空家が極めて危険な状態、つまり、火事、犯罪や通学路に倒れ込むなど災害誘発の温床になっていること。武雄市でもいくつか危険な状態が見られ、早急な対策が必要になっています。しかもこの空き家がどんどん増えている。

そこで、私から塚部伊万里市長に、「空家対策条例を9月に議会に出すつもりで、今、政策部が詰めているんですけど、どうせやるなら、一緒の内容で、同時期に議会に提出しませんか?」って投げかけたところ、即座に、「一緒にやろう。伊万里・武雄市役所の両事務方同士で詰めよう。」という声。

ポイントは2つ。1つは、公益のためには強制撤去の措置を盛り込むこと、それと、撤去に当たって補助金のスキームを入れこむことだと思っています。これらが無いと絵に描いた餅になりかねない。

幸いにして、伊万里市長、数少ない首長仲間の1人なんですが、具体性を持たせないといけないなっていう指摘でした。それと、冒頭書きましたが、伊万里市と武雄市は広範に接しているので、どうせやるなら、同じ内容が良い。

これって、小さなことかもしれませんが、こういった話は、政治家しかも、決定権を有する首長同士だからできること。国の法制化を待っていたら、いつまで経ってもできやしないので、我々、基礎自治体でどんどんやっていきます。市民の生命財産の保護は最優先に取り組まなければいけない。そして、修正する必要があれば、最新の時点でどんどん修正していきます。

隣同士の会話でここまで話が進むとは。伊万里市長さん、ありがとうございます。
by fromhotelhibiscus | 2012-04-26 15:03
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