共同通信(終)「本当の気持ち知りたい」

共同通信(終)「本当の気持ち知りたい」_d0047811_14211319.jpg

最終回です。率直に言って、震災がれき受け入れに関しては、潮目が変わっています。去年の12月はそれこそ怒号や罵声を直接市内外の方から浴びせられました。それが震災1年のときには、ジャンヌダルクのように扱われ、また、今はこれが一番望ましい状態だと思うんですが、平静に変わっている。

僕のスタンスは、震災がれき受け入れ一旦先送りのときと全く変わらない。ぜひ、関心のある方は読んでほしいのですが、それはそれとして、武雄市議会が震災がれき受け入れの決議を行い、私は私で、自分の決意を曲げずに、民主党の幹部の皆さん、環境省さまざまなところに投げかけてきました。しかし、ここが僕や市議会の限界。

前にも書きましたが、あとは、佐賀県がどう判断するか、ですね。クリーンセンターのある武雄市に震災瓦礫を持って来るにしても、必ず、佐賀県内の他の自治体を通過しなくてはならない。相協力しないととてもできない。

もちろん、佐賀県が引き受けるといってもタカが知れている。しかし、できるところが対応する、そうじゃないと、オールジャパンでの広域処理なんて絵に描いた餅。もちろん、被災三県、そして、その周りの地域が震災瓦礫の処理するのは原則。それはそれとして、また、私たちも玄海原発からさほど離れていない。もし、原発以外でもいろんな災害や被害が起きた時に、今動かずして、誰が助けてくれるんだろうか?

そんなことをこの記事を読みながら改めて思いましたね。しっかりまとめてくださった筋野茜共同通信記者さんに改めて感謝です。
by fromhotelhibiscus | 2012-04-24 23:51
<< 使わぬ地方首長は淘汰 共同通信④「市長の決意 主婦の焦燥」 >>