自治体がFacebookで実現できること

我々武雄市のSNS展開のパートーナーである、株式会社SIIISの杉山隆志社長が、興味深いレポートをまとめておられます。武雄市のFacebook展開について、全国で初めての分析

先日、Facebook上で公開されていますが、既に大きな反響を呼んでいます。

ぜひ、杉山レポートを読んで頂ければと思うんですが、その中のキモは、このグラフ。
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去年の8月1日に市HPのFacebookの完全移行を決めた時は、そりゃ、Yahoo!のトップニュースになったり、また、賛否両論の議論を巻き起こして、物珍しさも手伝って、爆発的なヒット数。しかし、これから世の常。だんだん、離れて、インタラクション数(「コメント数」「いいね!数」「シェア数」の合計)がはや、11月、今の内閣支持率のように、つるべ落とし。しかし、ここから、うちの職員の頑張り、市民Facebookerが活発に発信(これを僕らはシェアします。)してくれたおかげで、今は、最初の8月地点よりも反応がよくなっています。

今、僕らはどうやってこのインタラクション数を伸ばすかではなくて、落ちたときにどんな対応をすればいいんだろう、って考えています。伸びる時は何をやっても伸びるもの。これって勢いなんですね。しかし、落ちたときに、対応を考えても時既に遅し。

僕はよく今、職員にあるフレーズを呼び掛けています。

スピードは最高の付加価値であると。

やりながら、どんどん、良い方向に変えていってほしいと。しかし、単にスピードとは速さだけではなく、先の地点(この場合は、落ちるとき)にどう対応すればいいのか、考えておく、そういう姿勢が必要かなって思ってます。

ただ、何につけても予想はほとんど当たりませんし、失敗も数知れず。その中で、どうやったら、成功の確度が増すのか、まだまだ暗中模索です。また、いろんな意見をお待ちしています。
by fromhotelhibiscus | 2012-04-18 17:18
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