鷹狩りの再現に向けて動きます

先週、鷹匠で武雄高校の2年生、石橋美里さんが私のところへ。3月上旬に行われたフライトフェスタ2012で準優勝されたことを報告のためお越しになりましたが、いろんな話の中で、石橋さんが、「武雄市で鷹狩りを再現しませんか?」とオファー。場所をいろいろ聞いていると、見晴らしが良く、交通規制等を考えなくて済む、六角川河川敷がいいねっていう話に。

すぐ、六角川を管理する国土交通省武雄河川事務所長にアポをとって、石橋さんと一緒に、お願いに参りましたが、好反応。さすが、人知れず、「チーム武雄」の一員として、往復48時間かけて、陸前高田市にボランティアに出かけられたことはあります。

そして、同じく、この川の一部を管理する古川康知事に、石橋さんと表敬かたがた参りました。古川知事は、さすがでした。石橋さんや鳥の生態についてはかなり詳しく、話が弾む、弾む。その際に、武雄市で今年の秋に開催を考えている「鷹狩り」について切り出したところ、知事もとても喜んでくださいました。

鷹狩りは、鷹などの鳥を使った狩猟の一種で、タカを訓練し、鳥類やウサギなどの小動物を捕らえさせ、餌とすりかえることを言うそうで、馬に乗りながら、鷹を放つたしなみとして、江戸時代、特に吉宗公が有名ですが、鍋島などお殿様もまた社交の一種としても好んで行っていました。

そういう煌びやかな、鷹狩りを、武雄で再現します。武雄には、歴史のある流鏑馬がありますが、これに並ぶ伝統行事として、鷹狩りを行いたいと思います。今年の11月か12月の頭になると思いますが、これから、実施に向けて検討を開始します。

当時の服装、意匠等を可能な限り取り入れて、六角川河川敷において、馬にまたがった武士役が、鷹を放ち、鳩などを追う、そういった絵巻物語を武雄で再現させたいと思います。その節は、古川知事にもお越し頂きます。

キラキラ目が輝く、女子高校生の提案。応援します。この知事ー女子高校生の鷹匠対談に同席させてもらいましたが、とっても楽しいひとときでした。

物事をやるときっていうのは、年齢とかいろんなバックボーンは関係無いですね。人を動かす情熱と自分が動く責任感。石橋さんから学びました。

皆さん、ご期待ください。
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by fromhotelhibiscus | 2012-03-13 21:48
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