思いを持ち続けたい

今朝の毎日新聞に、見慣れたお顔が。そう、山田恭輔市長秘書官。
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東日本大震災からまもなく1年ということで、武雄市役所に急遽設置された被災者支援課の1年が。山田さんは、被災者支援課の一員としても、獅子奮迅のごとく、動かれました。その山田さんのコメントをもとにした記事ですが、そのとき、そのときで、何が一番求められているんだろうか、被災をされた皆さんのお気持ちはどうなんだろうかって思いながら、試行錯誤、動きました。ネットはこちら

まもなく1年。久保田副市長によれば、陸前高田市では雪。3月11日は去年と同じように冷たく寒くそして雪まじりの天気になるとのこと。


今日、市内の中学の卒業式で挨拶しましたが、

被災地を思い続けてほしい。優しい気持ちを持ってほしい。君たちと同じ歳の人たちが多く亡くなっている。幸運なことに、生き残った生徒も、お父さんお母さんが亡くなったり、親戚が亡くなったり、友人が亡くなったり、大切な部活を諦めたり、進路の変更を余儀なくされたり、そんな中、頑張っています。

僕ら大人世代も精一杯、被災地の復興に努めていきますが、僕ら世代ではできないことはたくさんあります。そのできないことを、東北の被災地の同世代の皆さんと、復興は10年、20年かかるでしょう。遠い道のりです。手に手を携えて、オールジャパンで、成し遂げてほしい。僕らは君たちを心から応援します。
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あとわずかで1年。これで良かったのか、もっとこうすれば良かったのではないか、自問自答しますが、単に1年の節目というだけではなく、山田秘書官が語っているように、いかに、現地がどうなっているか常に目配りし、被災者の方の気持ちを一番に大切にした支援を続けていきたい、そして、思いを東北に向けて持ち続けていきたい、かかわり合いをもっていきたい、そう思っています。
by fromhotelhibiscus | 2012-03-09 21:58
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