【書評】スティーブジョブズに学ぶ英語プレゼン

【書評】スティーブジョブズに学ぶ英語プレゼン_d0047811_21442048.jpg

こんな小さな自治体であっても、世界を相手にしなくてはいけない、否、進んで進出する、そして、吸収する面白い時代になってきました。4月には国際流通担当の課を新設します。

僕自身、錆び付いた英語を何とかせんといかんと思って、今、英語の本をいくつか買っていますが、その中でも圧倒的に役に立ちそうな本が、これ。スティーブジョブズに学ぶ英語プレゼン

いやあ、この本も、「あんぽん」に勝るとも劣らないほど魅力的な本でしたね。期せずして、孫さんの盟友であるスティーブ・ジョブズの名プレゼンから選ばれた50表現が並べてあります。

えっ?、ただそれだけって思うでしょ。そう、ただそれだけ。しかしこの本の凄みは、単に役に立つだけじゃなくて、解説がワクワクするほど面白い。しかも、応用例が豊富だし、読み物としてもワクワク。

そこで思ったのは、こんな本が、大学受験時代にあったら良かったのに。英語そのものは嫌いじゃなかったけど、東大の受験英語って最悪でした。何世紀の英語か分からんような黴臭い英語の和訳が主。しかも、何言っているのか分からんようなものばかり。

その点、スティーブ・ジョブズはいいですね。この本ではこんなのが。

iPhone 3G:Twice the speed,half the price.(iPhone 3G。速度は2倍、価格は半分。)

ここが起点となってどんどこ話が進んでいく。もう1回英語を学び直そうって思うに十分な本です。おすすめです。もしこの本が売れたら、売れると思いますが、ぜひ、発音のCD集を売ってほしい。
by fromhotelhibiscus | 2012-01-17 22:08
<< 福島県いわき市と茨城県で講演。 【書評】あんぽん 孫正義伝 >>