しょくいん出前講座at高槻西武

公務員って一定のイメージありますよね。でも、この頃の公務員(企画系)は随分違います。最近の僕だけとってみても、大人気レストランのオーナーと話し込んだり、外資ホテルの総支配人からいろいろ教えてもらったり、大学の理事長に直談判に行ったり、いろいろです。

僕の持論として、交渉ごとは外交と同じで相手は「トップ」という思いがあります。今はこんなにエラそうなことが言えますが、高槻に来て1年半は散々でした。

僕自身は部長といえども中間管理職の端くれですし、その状況にめげずに一日何回も日参したり、自分の思いを包み隠さずストレートに出すようになって、状況が徐々にですが、変わっていきました。だんだん助けてくれる人たちも増えてきたことも大きいです。これはまた後日書きます。


今日は、市役所HP「こちら部長室」にも書きましたが、今日は高槻西武で、20分お話しました。最初のたかちゃんこと高橋正理事が「芥川のあゆ」のお話でスタート。話が上手い、天才的。大矢参事もいい感じ。
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僕は、樫田の椎茸を手に取りながら、高槻の「食」にまつわることを中心にお話しました。集まった60人の皆さんが一番うなずかれたのは、この場面。

樋渡:「樫田の椎茸は、どうやって食べたら一番美味しいか、分かりますか?」
皆さん:「焼いて・・・?」
樋渡:「そう。日本の野菜、樫田の椎茸もそうなんですが、水分がたっぷり。こういう野菜は焼くのが一番、無駄な水分が飛んでいく一方で旨みエキスが残ります。反対にヨーロッパの野菜はミネラル分が多く水分が少ないので、焼くとエグミがきつくなる。そこで調理は煮たほうがいい。同じ野菜でも国が異なると料理方法が違います。」

食べ物は奥が深いですね。

(写真は説明をする高橋理事。高槻西武にて。この後、僕が話しました。)
by fromhotelhibiscus | 2005-08-11 23:31
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