「放射線を含まない」震災がれきを受け入れたい②

今日は、震災瓦礫の受入提案の報道を受けて、市役所と杵藤広域圏事務局に400件を超す批判が。9割以上が、市外だったそうですが、その中に参考となるご意見もあります。私自身にもFacebook、ブログ、メールなどを足すと136のメッセージがありました。ありがとうございます。
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12月6日(火)の3市4町の市長町長から成る広域圏首長会議に諮ります。その際に、昨日のブログの立場に加えて、もともと何度もこのブログでも書いていますが、私自身は、脱原発。その中で、今回の瓦礫の受入に関しては、放射線は鉱物などの自然界のもの除きゼロの瓦礫。そもそも、私は、国の定める基準は、基準自体を信じていませんので、国の基準より圧倒的に厳しい基準を作ります。

その上で、被災地に測定・選別特別チームを送り、独自基準以下の一般廃棄物を選別すること(我々が日々出している一般廃棄物の延長)で、風評被害が起こらないようする、杵藤クリーンセンターの地元の意見をしっかり聞くなどの条件をつけようと思っています。


私は、今回の提案するという決断は、「チーム武雄」のみんな、被災地の首長を始め被災地の皆さん、政府与党から非公式に切実な依頼を受けてのものです。もちろん、10回以上被災地に伺った私自身の見解も同一なんですが、そもそも、この震災瓦礫の問題は、国が100パーセントの責任を持って、被災地で処理すべきものです。しかし、民主党の体たらくで、非被災地が受け入れを迫られている部分があります。

しかし、批判は簡単。そういった中で被災地の皆さんの目線に立って、何ができるのか。それを考えた場合に、どんなに非難を受けても、私はやはり、量的に被災地が処理できないもので、安全安心がしっかり確保できる瓦礫について、私たちのような非被災地が受け入れるべきだと思うのです。

そういったことを、12月6日の首長会議で語ります。
by fromhotelhibiscus | 2011-11-29 23:06
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