【お知らせ】日本政策学校の記念シンポジウムに出ます

生意気言うようですが(いつも言ってすみません)、日本政策学校なるものが設立されるということで、僕らの業界では一定の話題になってました。

が、僕は全く関心を示さず。というか、この手の学校は今までいろんなところでいろんなものが出てきましたが、ほとんどしりすぼみ。僕も、政策は現場からしか生まれないと固く信じているのですが、この記事を見て、考えを少し変えました。それは松下政経塾。松下政経塾出身の国会議員等沢山いますが、僕はそのほとんどを評価していません。

ま、僕も官僚出身、東大卒というだけで、ボロカス言われるのと同じ類いかもしれませんが、その前提をあえて外して言うと、松下政経塾の問題点は、大卒の人たちが、そのまま塾生となり、給料をもらいながら政治家を目指すため、誰とは言いませんが、現場知らずのポリシーのない風見鶏のような人たちが目につきます。

その中で、この学校が、松下政経塾の良きライバルになればいいなって思うんです。結構辛口で書きましたが、松下政経塾そのものは悪いとは思わないし、政治家を輩出する機関として頑張ってほしいと思う。しかし、電力会社問題で見られたように、独占状態ではなく、カウンターパートは絶対にあったほうが良い。早稲田と慶應が競い合って、結果、あぐらをかく東大を少なからずの分野で追い越したように。

しかし、この学校自体は、はっきり言って、巨像に向かう蟻のようなものかもしれません。しかし、僕は、だからこそ応援したいと思っていたら、日本政策学校の金野さんから、「開学記念前のシンポジウムに出てほしい」とメールを頂きました。今、一番関心のあるソーシャルネットワークと政治の関係について、僕自身、語りたいのと同時に勉強したいと思っていたので、渡りに船。シンポジウムは空気が読めなくて大嫌いなのですが、これはそんなわけで受けることにしました。

東京にお住まいの方、ぜひ、渋谷にお越しくださいね。渋谷でお会いしましょう。

○日本政策学校 開学前記念イベント
(日経ビジネスオンラインにより、オンライン中継されます)。

日程:10月18日(火)
場所:日本経済大学・渋谷キャンパス 東京都渋谷区桜丘町24-5 渋谷駅徒歩3分
テーマ:「ソーシャルメディアが変革させる日本政治」

時間:18:00~21:00

1800~1900:講演 ・上杉隆 ジャーナリスト

1900~2030:シンポジウム

A:パネリスト(順不同、敬称略)
・世耕弘成 参議院議員 元首相補佐官
・樋渡啓祐 佐賀県・武雄市長 フェイスブック学会会長
(日本初のフェイスブックでの武雄市公式HPを運営)
・樫野孝人 上場IT企業アイエムジェイ元社長、現在、広島県広報総括監
・真田哲弥 KLab株式会社 代表取締役社長
(先月に東証マザーズ上場。日本発の世界ソーシャルサービス「Cheerz」を展開する)

B:シンポジウム内容
・民主主義における本質的テーマである“透明化と双方向化”。
ポスト3.11の日本政治のイノベーションのために、公共セクターの“透明化と双方向化”の推進ツールとしてのソーシャルメディアの可能性と問題点について、グローバルかつローカルに、そしてディープな議論を展開します。

C:取り上げる主な項目(予定)
・諸外国での公共セクターのソーシャルメディア活用
・国政におけるソーシャルメディアの活用とその問題点
・地方自治におけるソーシャルメディアの活用とその問題点
・ソーシャルメディア企業からの視点とその展望
・選挙とソーシャルメディア‐公職選挙法の行方
・有権者目線に立った、今後のソーシャルメディアと日本政治

D:イベント参加者:マスメディア関係者、一般の方々

E:司会者:鈴木崇弘 自民党系シンクタンク2005・日本 元事務局長。笹川平和財団、日本財団、東京財団、大阪大学特任教授等を経て、現在は、城西大学大学院・中央大学大学院の客員教授。東京大学卒。日本政策学校理事

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by fromhotelhibiscus | 2011-10-12 20:07
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