図書館はタダ貸しの本屋じゃないよ。

今日、たまらず、教育委員会の図書館担当を呼んで、異例の市立図書館の抜本改革について指示をした。あれだけ、議会で、訳の分からんものを含む新刊本の購入を抑え、評判の良い、あるいは歴史的に見て価値のある本を購入する!って言ってたのに、教育委員会は見事に動かず。失望した。実際、僕は図書館のヘビーユーザーでもあるけど、置いてあるべき本があんまり無い。評判の高いうちの図書館でもそのレベル。

それと、結局コスト高の図書館流通センターからの購入にもメスを入れる(この場合、地元の本屋には1割以下の手数料しか入らない。)。地元の本屋から100%直買いする方向で制度設計する。ただ救いは、図書館担当の皆さんは僕の言っていることは理解してくれたようで、来月半ばの抜本改革案の提示が楽しみ。


それと、市民の皆さん、図書館は、新刊本をタダで読める便利な本屋じゃありません。小説など人気新刊本は、地元の本屋さんで買ってね。図書館は本屋と相互補完関係にあるべき。

市民病院に徹底的にメスを入れたように、同じように、図書館も改革どころか革命する。開館時間に並び、図書の選定の在り方も徹底的に変える。しかし、本の購入費全体はそのままキープどころか増やしてもいい。気合いを入れて取り組みたい。
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by fromhotelhibiscus | 2011-09-27 23:13
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