今朝の佐賀新聞社説に掲載されました。

今朝の佐賀新聞社説に掲載されました。_d0047811_10101069.jpg

今朝の佐賀新聞の社説。「みんなの見守り隊」に触れています。発足時の佐賀新聞はこちら

僕がこの記事でいいなぁって思ったのは、ずばり、「できる範囲でやろう」というもの。

行政は得てしてね、最初からフルパッケージの完成版をやろうとするけど、僕は大違い。まず、小さくてもいいからやってみる。やってみながら、修正したり、場合によっては撤回したり(見守り隊は、僕の公約ですので、そんなことはしません)、ユルく、柔らかくっていうのが基本というか原則。そして、いろんな市や町に広がっていて、改良版が出てきたら、今度はそれをパクる。そうやって、日本全体が良くなるっていうのが僕の夢。

オリジナルよりも真似する方が楽だし、多くの場合、楽しい。


それと、この記事にも書いてあるけど、入庁1〜3年生をどんどん、見守り隊に入れようと思っています。多世代交流もあるんだけど、もう一つの狙いは、そう、研修。

研修の教科書で、現場以上のものは無い、というのが僕の結論。現場に出ない公務員は、公務員として成り立つのかって思うくらい。

最近の取材で連発して聞かれているものの1つに、どうやって、様々なアイデアが出るんですかっていうのがありますが、僕の答えは、そりゃ、気持ちを無にして、地域をまわり、いろんな人たちの声に耳を澄ませていれば、だんだん、最初はこぶし大の粘土を大きくしながら、固めて、オブジェが出てくる、そんな感じで政策を練っていきます。


地域の見守りこそが、そうやって、粘土をこつこつと固めていく作業だと思っています。みんなの見守り隊がどういう成長を遂げていくのか、見守っていきたいと思っています。
by fromhotelhibiscus | 2011-09-17 21:52
<< 【書評】被災地の本当の話をしよ... 「太陽光村」発進。 >>