やっぱり、きっかけは草場一壽さんだった。

言の葉アーティスト 【アナウンサー・朗読家】 として活動する渡辺祥子さんから、メールを頂きました。渡辺さんは、先日のだいでんいっしょプロジェクトで、基調講演をして頂き、その後、パネルディスカッションで合流。とても、地に足の着いて、それでいて、夢のあることをご自身の言葉で紡がれる、そんな印象の方でした。ご本人の許可を得て、UPします。以下、メールです。


先日は、「だいでんいっしょプロジェクト」のパネルディスカッションでご一緒させていただきありがとうございました。子供たちの積極的な取り組みを目の当たりにし、彼らの持つ精神性のすばらしさはもちろんですが、市長の行動力や想いが、具体的に浸透しているんだな、ということも実感し、とても感激し刺激をいただきました。7年前にいただいた、草場一寿さんとの出会いが、こうしてつながっていき、出会いの不思議と素敵をしみじみと感じております。

ところで…昨日地元の新聞「河北新報」に文章が載りました。震災後の4月から月1回で新聞の批評を求められているものなのですが、その中で少しだけ先日のパネルの話を入れさせていただきました。新聞批評メインなので、詳しい紹介は出来なかったのですが、動きの一端を知っていただけるかな、と。。。

添付いたしましたので、お読みいただければ幸いです。。
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さて、あっという間に9月です。11日は、南三陸町で合同慰霊祭です。司会のお手伝いをさせていただきます。
遺体が見つからない中、遺族と呼ばれることに抵抗を感じていた方々の心の整理のためにと、これまで同町で、月1回11日ごとに、「海に思いを届ける」追悼集会を音楽家の方々と一緒にアートプロジェクト主導で開いてきましたが、半年がたち、ようやく町主催での慰霊祭が開かれ、ひとくぎりとなります。

「くぎり」なんて言うと自分でも無機質に聞こえてちょっと…と言うところもありますが、でも、悲しく寂しくやるせない気持ちは否めませんが、死者の魂も共に力強く生きていく一歩になればと思っています。

私も、この被災の地からの発信を、精一杯心を込めて続けてまいります。

お急がしい毎日が続いていることと思いますが、どうぞお身体に気をつけて、市政の運営にご尽力くださいませ。

市長の動きに、期待を持って注目させていただいております。ご縁に感謝をして…

渡辺祥子
HP http://www.ne.jp/asahi/voice/shoko/
ブログ http://kotonoha9.exblog.jp/
twitter shoko_w1109



しかし、文中に出て来る山内町在住の草場一壽さん。日本を代表するアーティストで、私の師匠格なんですが、渡辺さんのメールでも登場しますし、詳細は省きますが、フジテレビドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」がなぜ、武雄かって今でも言われますが、そのつながるきっかけをつくったのも、この先生。栗原誠治さんを始め、いろんな方につないでくださいますが、感謝したいと思います。

こうやって、つながっていくんだなって実感。それと、つなぐといえば、武雄北中。こちらも凄い。校長先生も熱いからなぁ。僕ら「チーム武雄」が発した「現地へ行け!」というメッセージを受けて、実際、こんなに早く行っている。北中のみんな、ありがとう。きっと得るものがあったと思います。ぜひ、今後の人生の糧にしてください。
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by fromhotelhibiscus | 2011-09-06 21:14
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