No Facebook, No Life

Facebookの創始者、マークザッカーバークをモデルにした映画。
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そう、ソーシャルネットワーク

2003年。ハーバード大学に通う19歳の学生マーク・ザッカーバーグは、親友のエドゥアルドとともにある計画を立てる。それは友達を増やすため、大学内の出来事を自由に語りあえるサイトを作ろうというもの。閉ざされた“ハーバード”というエリート階級社会で「自分をみくびった女子学生を振り向かせたい」―そんな若者らしい動機から始まった小さな計画は、いつしか彼らを時代の寵児へと押し上げてゆく。若き億万長者は何を手に入れ、そして何を失うのだろうか ―?


バンコク、台湾出張の機中で、iPad2広げて観てました。もともと、アメリカで公開されたときに、あの、ゴッドファーザーを超したとか、今年ナンバーワンとかいろいろ聞いてました。

はっきり言って、傑作です。ゴッドファーザーはすみません、超してませんが、そのレベルであることは間違いない。これが本当の話かどうかは別にしても、ストーリー展開が巧み。時系列を解体して、いわば、広がりのある地図にはめ込んで行く。これは、日本人が最も不得手なところかもしれませんが、最初は何が何だか分からないけど、だんだん、全体像が見えるにつれ、スリリングな展開になっていく。しかも、最後の最後は、マークの意外な側面。Facebookを作った人間がFacebookに食われていく、そんな悲しくむなしいラスト。ここの部分は僕は評価するけど、古賀秘書官はどうかなって言ってました。その気持ちは分からなくもないけど。


僕の最も好きな映画は、天才モーツァルト、と秀才サリエリ、そして、神との三角関係を描き切ったアマデウス。そのアマデウスの愛憎、友情、裏切り、純真の要素が見事に、ソーシャルネットワークにも入っています。面白い映画でした。

やっぱり、本もいいけど、映画もいいですね。iPad2の映像はとってもクリアーで滑らか。気軽に映画を観る楽しみが増えましたね。
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by fromhotelhibiscus | 2011-08-09 23:19
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